今日は大宮県営球場で行われている、都市対抗野球の南関東予選の模様をご紹介したいと思います。
私が観戦したのは、本日の第2試合、千葉市のJFE東日本と狭山市のホンダの対戦です。
大宮の球場を訪れるのは5年ぶりぐらいなのですが、球場の外壁やスタンドの椅子が綺麗になっていました。改装したんですかね?
今日は隣接する球技場でもJリーグの試合があったようで、スタンドの中にも遅れて始まるサッカーの開始時間までの暇つぶしと思しき、オレンジのユニフォームを纏った大宮アルディージャのサポーターの姿が見えました。
試合の方はスコアボードをご覧の通り、序盤から乱打戦となりましたが、4回に連打で5点、6回にはソロアーチで1点を加えたホンダがJFEを後半無失点に抑えて逃げ切りました。
第1試合では君津市の新日鉄住金かずさマジック(名称長いですね)が0-8でさいたま市の日本通運に敗れていますので、社会人版の「千葉埼玉ライバルシリーズ」は千葉の完敗となってしまいました。
ただ、ご存じの方も多いと思いますが、都市対抗予選は敗者にもチャンスが与えられる複雑なトーナメント形式ですので、まだ千葉の2チームにも本戦出場のチャンスは残っています。
【JFEの応援風景画像3枚】
また、社会人野球を見ていると、レベル的にはプロの2軍より劣ると思うのですが、勝利への執着心は大違いです。
今日のJFEも大差をつけられた後半、選手にあきらめている様子は見られませんでした。
やはり職場の期待を背負っているからでしょうね。
プロでは、往々にして社会人出身の新人が、2軍で何年か鍛えている高卒選手を差し置いてレギュラーを獲ってしまうケースがありますが(今年のマリーンズ藤岡選手と平沢選手のように)、野球漬けの生活を送り、プロの指導を受けているよりも、プレッシャーのかかる試合をより経験した方が成長するということですかね?
2軍戦は、ただ自分が上手くなるためだけの試合のようなものですから・・・
もちろん、藤岡と平沢の競争も、まだ完全決着とは言えませんし、福浦選手のように高卒で2軍上がりでレギュラーになった選手も沢山いますから、一概にどちらが良いとは言えませんが。
さて、そのマリーンズですが、今日は7-3でカープを下し、連敗を3で止めたとのこと。
明日は今交流戦初のカード勝ち越しと、こちらも社会人(大阪ガス)出身の土肥投手のプロ初勝利を期待したいですね。