【夏の高校野球2018決勝】大阪桐蔭VS金足農

第100回記念大会の決勝戦は先ほど終了し、13-2の大差で大阪桐蔭が金足農を下しました。
平日にも関わらず、幸運にも試合開始から終了までTV観戦することができました。

今大会随一のヒーロー、金足農の吉田投手ですが、さすがに連投の疲れは隠せず、球速も昨日までより衰えていましたね。
大阪桐蔭は個々の力量が図抜けていて、小技を駆使して一点を狙うというより、ストロングスタイルで相手に打ち勝つ野球を志向しているように感じられました。
吉田投手がベストの状態ならともかく、今日の出来は桐蔭の選手達にとっては「打ちごろ」だったのかもしれませんね。

また、桐蔭の選手達は(OBの森友哉選手もそうですが)皆太腿が太くて下半身がガッシリしています。日頃筋トレや走り込みでいかに自分達を追い込んでいるかをよく感じさせますね。

そして、吉田投手がかなりの疲労を蓄積したうえでマウンドに上がっていたことで、「投球数制限導入論」がまた盛り上がってくるかもしれません。
でも、どうでしょう?
もし、投球数制限があったとしたら、金足農がここまで勝ち進んで、秋田の人々を熱狂させることもなかったと思いますし、有望選手を集める強豪私学が益々有利にはなってきますね。
もちろん吉田投手は将来ある投手ですし、次のステップがプロなのか、社会人なのか、大学なのかはわかりませんが、今大会での登板過多が彼の投手としての将来に悪影響を及ぼさないことを祈るばかりですが・・・
なかなか難しい問題ですが、すでに議論されているように、決勝戦の前に1日の休養日を設けることは必要かもしれません。
タイガースは「死のロード」の期間が長くなってしまいますが、そこは我慢してもらって(笑)

何はともあれ、これで今年の夏の高校野球も終了です。
今年は異常な猛暑だったことで、「高校野球はドームでやれ」とか「時期をずらしたら」といった議論もなされましたが、甲子園には連日満員となる観衆が詰めかけていました。
そういった声に対して「俺たちはこの暑さで観戦、応援していてもまったく平気だよ」といった高校野球ファンの無言のアピール?のようにも感じられました。

実際、甲子園の高校野球がなくなったら、日本の夏は随分寂しいものになると私も思います。

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