ゲームでした。
2回にエラーがらみで先制されると、ズルズルと点差を広げられ、それほど好調とも思えない藤平投手に手もなくひねられ、プロ初完投勝利をプレゼント。
打線はわずか3安打に終わり、あっさりと3タテ食らいましたね。
これでイーグルスとは3.5差、CS進出どころか、2年連続最下位の可能性も現実味を帯びてきました。
少なくとも今の時点では、イーグルスの方がはるかに内容のある野球をしていますね。
トップバッターに定着した田中選手や、今日もホームランを打った内田選手など、若手が着実に伸びてきているのがよくわかります。
来季を見据えた選手起用をしているのは、マリーンズも同じなのですが、今日先発の種市投手やスタメンに抜擢した柿沼捕手は、またまだ力不足の感は否めません。
種市はストレートの力で勝負するタイプですが、今日のように140K台半ばの球速しか出ないようだと厳しいですね。
味方のエラーにも足を引っ張られて気の毒な面はありましたが、毎回のように先頭打者の出塁を許していましたから、やはり負けるべくして負けていると言えるでしょう。
コンスタントに150K前後のストレートが投げられるようにならないと、今後も苦しいと思います。
柿沼捕手にしても、やはりヒットを打てそうな雰囲気がまるでないというのが正直な印象です。
キャッチングも危なっかしい感じでしたし、一軍定着にはまだまだ時間がかかりそうです。
3連休に球場に詰めかけたファンを大いに落胆させる3連敗でしたが、正直、流れを変えられそうな材料が見当たらないのが悲しいですね。
明日の有吉投手は、打線の援護は期待できないことを肝に銘じて(笑)、とにかく彼らしい低めに球を集める投球をして、僅少差で勝ちを拾うべく、粘り切るしか勝ち手はないでしょうね。