いよいよ明日に迫ったドラフト会議、マリーンズの井口監督は「1位は大阪桐蔭の藤原君」と明言していますね。
監督は、最終戦の後「マリーンズの課題ははっきりしている」と言っていましたが、打線のパワー不足ということなのでしょう。
その意味では、伸びしろのある高校生野手の1位指名はOKだと思います。
ただ、左のスラッガー候補は、去年安田選手の獲得に成功していますから、同じ左打者よりも、右打ちの花咲徳栄の野村君の方がいいようにも思います。
高校通算本塁打数も、藤原君32本に対し、野村君は58本ですから・・・
藤原君は中距離打者タイプ、野村君は大砲タイプだと思いますが、今のマリーンズに必要なのは、どちらかといえば後者であると私は思います。
まぁ、高校通算本塁打数は必ずしも当てになるわけではなく、ホークスの柳田選手も、高校時代のホームラン数は11本だったそうですから、どちらにしてもプロ入り後の育成の方が重要であることは間違いありませんし、藤原君が悪いと思っているわけでもありません。
3年前ぐらいまでは、目先のことばかり考えて、即戦力と思しき大学や社会人の投手ばかり上位指名していましたが、2015年の平沢選手の1位指名以来、高卒野手に目を向けるようになってきているのは良い傾向だと思います。
高卒選手は、当たれば長くチームの主力として活躍してくれますからねぇ。
藤原君が競合になって、はすしたとしても、その段階で野村君が残っていればチャレンジしてほしいですし、そうでなくてもとにかく未来のクリーンアップ候補を獲りに行ってほしいですね。