プロ野球開幕まであと僅か、今年も恒例の解説者による順位予想が花盛りです。
パリーグではやはりホークス本命説が主流ですね。昨年優勝のライオンズは菊池、浅村の投打の主力の流出の影響か、予想のうえではあまり芳しい評価ではありません。
そんな中、NumberWebの記事によると小関順二氏はマリーンズの上位進出を予想されています。嬉しいですね(笑)
氏はその根拠として、近年マリーンズのドラフト上位指名が野手中心になっていることを挙げられています。
確かに、記事中にもあるように、2014中村、15平沢、17安田、18藤原と、過去5年のうち、4年は野手を1位指名しています。
そのまま引用させていただくと「 投手偏重のチーム作りをしている球団は強くならない傾向があり、ロッテもそういう代表的な“弱い球団”だったが、この5年間で投打のバランスを整えたと言っていい。」とのことです。
過去、弱小から強豪にのし上がった パリーグのチームといえば、80年代のライオンズ、90~00年代のホークスといったあたりが思い浮かびます。ライオンズでは石毛、伊東、辻、清原。ホークスでは城島、松中、小久保、井口といったドラフト上位指名の野手たちを中心にしてそれぞれの黄金期を作っていった印象は強いですね。
即戦力の投手を指名することも、もちろん悪いことではありませんが、目先のことだけ考えて、素質豊かな、長く活躍してくれる打者達から目を背けているうちは、黄金期を迎えられるような強豪チームはできないということかと思います。
小関さんといえば、元プロ選手ではありませんが、ストップウォッチを片手に年間200~300試合を観戦される、ドラフト解説の第一人者です。
我々野球オタクの神様のような方ですね(笑)
元プロの解説者の方は、大概マリーンズを5位近辺に予想されているようですが、私はどこの球団のOBでもなく、何のしがらみもない小関氏の予想を信じたい気持ちです。
ただ、氏も今年の優勝はマリーンズと言っているわけではなく、補強の傾向から強くなっている兆しは見える、というニュアンスだと思いますが、それでも期待は高まります。
金曜日の開幕が待ち遠しいですね。