何てこった、せっかく勝ったのに・・・というのが私を含めた多くの千葉県民や習志野ファンの気持ちでしょうか?
ゲーム自体は、狙いどうりロースコアの展開に持ち込んだ習志野が、少ないチャンスを生かし本命視された星稜に3-1で競り勝つ素晴らしい内容だったようですが・・・
ゲーム後のインタビューのあと、星稜林監督は激高状態で習志野の「サイン盗み」を糾弾したそうです。
林監督は直接習志野の控室に乗り込んで、猛抗議をされたとのことですから、尋常ではないですね。
また、大会本部も会見を開き、試合中の星稜の抗議に対し審判団が協議したが(2塁走者の)サイン盗みがあったとの断定には至らず、習志野には「紛らわしい動きをしないように」と注意したとのことです。
何か、大騒動になってきましたね
私は試合が行われている時間は普通に仕事をしていたので、問題の場面、リアルタイムでは見られなかったのですが、帰宅後、問題の4回のTV動画がアップされているサイトがあったので見てみました。
当然といえば当然ですが、映像は2塁走者だけを映しているわけではなく、星稜の奥川投手も早めのテンポで投球していたのでよくわからないというのが正直なところです。
少なくとも走者が打者にはっきりとした形でサインを送っているようには見えませんでした。先入観を持って見なければ、まったく普通の攻防場面のように見えます。
もし濡れ衣であるならば、習志野の小林監督にははっきりとそうコメントしてもらいたいと思います。
星稜がらみの事件ということで、1992年の星稜VS明徳義塾戦を思い起こされる方も多いのではないでしょうか?そう、松井選手の5打席連続敬遠の試合です。
あのときの明徳ナインはルール違反などしていないのに散々悪役にされ、卑怯者呼ばわりされて傷つきながら甲子園を後にしました。
(もちろん当時の星稜ナイン、松井選手には何の責任もありません)
小林監督は、勝利試合後はいつも温和な口調で相手チームへの敬意を忘れないコメントをされる方ですので、ダーティプレイの指示などしていないし、ナインもそんな行為はしていないと信じたいと思っています(甘すぎるでしょうか?)
今は習志野ナインがあのときの明徳ナインのようにならないことを祈るばかりですし、次戦ちゃんとした精神状態でゲームが出来るのか?
心配ですね・・・