幸先良く3点の援護をもらいながら、2、3回で吐き出してしまった先発の美馬投手。
最終的には6回投げて、8安打浴びて4失点。
褒められた内容ではありませんが、それでも4~6回に粘って無失点に凌いでいたのが報われました。
7回に打線が繋がってビッグイニング。今季5勝目をゲットです。
何だかんだでチームの勝ち頭。
防御率は4.83ですから、内容が良いわけではないのですが、ある意味辛抱強く、味方の反撃があるまでノラリクラリとイニングを稼いでいるとは言えそうです。
あと、今日に関してはイーグルスの早めの継投に助けられた感もありましたね。
2回で先発の弓削投手を見切って、安楽-酒居-宋と序盤から細かく繋いでリードを保ってきましたが、6回以降に使いたかったはずの酒居と宋を早めに投入してしまったのが、後半の逆転劇を呼びました。
7回のシャギワ投手。素人目にも酷い出来でしたからね。
マリーンズの攻撃も、2~6回は再三のチャンスを生かせず、もどかしい展開でしたが、今日に関しては、投手起用の我慢が功を奏したということでしょう。
それと、移籍後初猛打賞の福田選手。
ようやく勝負所で活躍しました。7回の勝ち越しタイムリー。追い込まれてからの低めの変化球。上手く掬いました。
これまでだったら、あっさり空振りか引っ掛けて内野ゴロでしたが、彼も必死なのでしょう。
年俸1億越えでFA移籍してきた選手、このままズルズル打てないままだったら、いくら優しい?マリーンズサポーターでも非難轟轟間違いなしですからね・・・
ただ、これでまた外野の定位置争いが混沌としてきました。
途中出場の和田選手もヒットの後、すかさずスチール決めてましたしね。
今は、鉄板のマーティンを除けば、福田、菅野、和田が横一線というところでしょうか?
DHや代打で渋い働きを見せている角中と清田もいますし、このままだと、荻野復帰に伴う降格者は岡選手になってしまうのかな?
身体能力が高く、一塁の守備固めとしても貴重な存在の岡も奮起を期待したいですが、いずれにしても高いレベルで競い合うのは良いことです。
皆頑張ってほしいですね。