月日の流れるのは早いもので、今日はドラフト会議。
今年はレギュラーシーズンの真っただ中に行われたので、少し違和感がありましたね。
優勝争いの最中ですから、上位チームの監督も大変です。
そして、マリーンズの指名選手は下表の通り
全体としては、投手5名、野手4名うち2名が捕手という陣容になりました。
バランスは悪くないと思います。
外野手がいませんが、これは藤原・和田ら20歳前後の有望株がいるので、今回は見送ったということでしょう。
また、クジ運の強さには定評のあるマリーンズですが、競合が予想された西日本工大の隅田投手や市和歌山高の小園投手には向かわずに、小園投手とバッテリーを組んでいた松川捕手を1位指名です。
ややサプライズだったかな?
ただ、捕手陣の強化はチームの最大課題といっても過言でないところ。
今季は田村・佐藤・加藤のタイプの違うと言えば聞こえはいいですが、帯に短しタスキに長しの3人の併用を余儀なくされています。
松川捕手、高校通算43本塁打とのこと、レベルの高い関西で揉まれてきてますし、山口選手に続く右のスラッガー候補にもなりえますね。
もちろん高校出ですから、一軍デビューには2、3年かかるとは思いますが、待望の「打てる捕手」として期待は高まります。
2位の池田選手は国士館大のセカンドですが、高校は地元の習志野。
キャプテンの中村選手とポジションが被りますが、中村だってまだ3割を超えたこともなければ、ベストナインに選ばれたこともない選手です。
地元選手だからというわけではありませんが、遠慮せずに、最初からレギュラー獲るぐらいの勢いでやってほしいですね。
マリーンズの強化とはまったく関係ないのですが、松川捕手の市和歌山と池田選手の習志野。
2019年センバツ準々決勝で対戦。
大会屈指の好勝負を演じたのは記憶に新しいところです。二人が出場していたわけではありませんが、何か縁のようなものを感じなくもありません。
そして3位以下では、社会人の投手が二人、高校の投手が三人、独立リーグの内野手が一人、松川捕手に続く高校の捕手が一人です。
補強ポイントの一つだったはずの、左腕の中継ぎ投手がいませんが、外国人投手で賄うつもりなのかな?
松永投手に復帰のメドが立っているからということなら嬉しいのですが、多分そういうことじゃない気がしますね・・・?
ただまぁ、いつも言われることですが、ドラフトが成功だったか否かというのは、5年、10年たってみないとわかりません。
指名された9選手、1位だからレギュラーが確約されているわけでも、育成だからチャンスが無いわけでもありません。
もちろん運に左右されることはあるでしょうが、焦ることなく、しかし精進を怠らずに一歩一歩高みを目指して歩んでいってほしいですね。
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