昨日始まった高校野球秋季関東大会、今年は茨城県での開催です。
先だって行われた千葉大会は、当該校野球部員や保護者を除く一般観戦者の入場は認められませんでしたが、この関東大会は上限5000人として有観客開催となりました。
そして千葉県からは、木更津総合と拓大紅陵、ともに木更津市の2校が出場。
拓大紅陵は昨日山梨学院と、木更津総合は本日帝京第三とそれぞれ対戦しています。
昨日の拓大紅陵、結果は3-12、8回コールドでの大敗。
相手の山梨学院、さすがにここ数年は甲子園常連となっているだけありますね。
木更津総合は、その山梨学院に県大会決勝で敗れた帝京第三が相手。
千葉の代表はともに山梨のチームとの対戦、連敗は避けたいですね。
会場は土浦市のJ:COMスタジアム土浦、常磐線で松戸から土浦まで約40分、充分日帰り可能なので見に行くことにしました。
木更津総合、ここ数年は巡り合わせが悪いというか何というか、今年の夏は専大松戸と県高校野球史でも屈指の大激戦を戦い、タイブレークの延長13回に満塁アーチを浴びてのサヨナラ負け。
昨年は篠木投手が快投して優勝するも、全国大会は開催されず。
一昨年は準決勝で習志野に延長11回サヨナラ負け・・・
実力では県下№1と言われつづけながら、甲子園からは遠ざかっていますね。
来春のセンバツ、何としても出場したいという気持ちは強いと思います。
相手の帝京第三、耳慣れない校名ですが、ここ数年力をつけて山梨県下の有力校となりつつあるようです。油断大敵ですね。
また、ユニフォームは東京の強豪帝京高校とまったく同じタテジマ。
威圧感を感じますね・・・
ゲームは木総の越井、帝京三の三上、両投手の投げ合いでロースコアの展開になりました。
越井投手、ストレートの球速は140K弱程度ですが、一球毎にスタンドに聞えるような声を出しながら、気合充分の投球でした。
結局相手に2安打しか許さず、まったくスキを見せずに見事な完投でした。
打線は3回に3番の菊地選手のタイムリーで先制、なかなか追加点が取れずに苦労しましたが、8回には相手のバント処理ミス。さらにセカンドゴロの悪送球、さらには三上投手のボークで棚ボタの2点目、さらに犠飛でもう1点を追加します。
やや苦戦の内容でしたではありましたが、終始相手を押し気味の展開。まず順当に初戦突破を果たしたと言って良いと思います。
ただ、次戦の相手は神奈川大会優勝の東海大相模、今日の第2試合では埼玉の花咲徳栄を9-4で下しています。
打線の得点力という点では相手に分がありそうです。
何とか今日のようなロースコアの展開に持ち込みたいですね。
次戦勝ってベスト4に進出すれば、ほぼ来春のセンバツは当確です。
厳しい試合になるとは思いますが、ここ数年悔しい思いばかりしてきた木総ナイン。
マリーンズではありませんが「この1点をつかみとる」執念の攻撃に期待です。
また、試合内容とは関係ありませんが、ゲームの間、再三にわたって動画・写真撮影の制限がアナウンスされていました。
理由はわかりませんが、バックネット裏と外野席からの撮影は禁止。
他の場所から撮影された球場内の動画・写真については、配信はしないでほしいとのことです。
先日ご紹介させていただいた社会人や大学のゲームでは、そのようなことは一切ありませんでしたし、茨城の高野連の主催試合に限ったことなのですかね?
まぁ、やめてくれというものを無理に載せるのも気が進まないので、このページの画像は球場の外から撮影したものに限りアップすることにしました。
この球場、両翼は99M、センターは122Mですから、地方球場としては充分広い部類ですし、2017年に改装されたばかりとあって、スタンドも清潔感があり、内野の土、外野の芝の整備状態も良さそうですから、ぜひ画像でご紹介したいところでしたが、残念です。
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木更津総合、頑張りましたね。不利を予想された準々決勝、昨季センバツ制覇の東海大相模を4-1で撃破。
見事に準決勝進出を決めました。
詳しい内容はわからないのですが、越井投手、初戦に続いての完投勝利だったようです。
これで来春のセンバツ出場は、ほぼ確実になりました。
関東大会で優勝して神宮大会に出場したら、ぜひ見に行きたいと思います。健闘を期待ですね!!