千葉野球、今季終了

今季最後の全国大会、都市対抗野球も残すところあと僅か。
今日は準々決勝の2日目、千葉市代表のJFE東日本、東京都のNTT東日本との対戦です。
19年(JFE)と17年(NTT)のチャンピオンチームの激突になりました。
しかしJFE、南関東大会では日本通運とかずさマジックに敗れ、格下のテイ・エステックにも大苦戦、滑り込みの第3代表でしたが、本戦では健闘していますね。

ゲームは2-2の同点から延長タイブレークになだれ込む白熱の展開になりました。
11回表、伸びるストレートを軸に7回途中から好投を続けてきたJFEの林投手ですが、ついにというか、押し出しの1点をきっかけに捉まってしまいました。
NTTは一挙5点の猛攻。
いくら一死満塁からのタイブレークとはいえ、5点のビハインドはさすがにキツかったですね。
結局5-7で敗退。

もう一つの千葉からの本戦出場チーム、君津市代表の日本製鉄かずさマジックは2回戦で既に敗れていますから、プロから高校まで、全ての千葉チームの今季の戦いが幕を閉じたことになります。

ただ、秋から冬にかけてのアマチュア組は概ね健闘と言って良いと思います。
神宮大会では我孫子の中央学院大が初優勝。
高校野球の関東大会でも、木更津総合が四強進出、来春のセンバツ出場をほぼ確実にしています。
そして都市対抗ではJFE東日本が八強入り、ナインや関係者の皆さん、おつかれさまでした。

少し残念なのがプロの方、千葉ロッテマリーンズですが、契約の関係で揉めてますね。
なんでも10選手近くが「今季は25%減からの交渉開始」を通告されたとか?
球団側は否定しており、「言った言わない」的になっていますが、まぁ、10選手が申告しているのであれば、それに類する発言は球団側からあったと考えるのが妥当でしょう。

ただ、選手側が不満に思うのは当然ですが、今季はコロナ禍のなかのシーズン、観客動員は大幅に落ち込み、球団の金庫も潤沢とは言えない状況にあろうことは容易に想像できます。
球団経営を考えれば、そう言いたくなる心情も理解できようかというものです。

「誤解を招きかねない発言はあった」ようで、球団側も謝罪しているようですから、選手(選手会)もあまり意地になって追い詰めない方がいいように思います。
コロナ禍で業績不調、従業員の給与が減額されている業界など、珍しくありませんからね。
元々高い年俸のプロ野球選手が、あまりバチバチやりあうと、思わぬ世論の顰蹙を買ってしまうのではないかな?
お互い歩み寄っての円満解決を願いたいものです。
来季、フルハウスの観客が入って、チームは優勝・日本一となれば、堂々と大幅アップを主張できるはずですしね・・・

そして、(該当の)10選手(前後?)の中に入っているのか?知りませんが、安田・藤原・山口の3選手、このオフ、年俸闘争よりもバットを振って振って振りまくってほしい。
「期待の若手」と言われている時期などあっという間です。
来季は開幕から打ってアピールして、そのままレギュラーに定着するぐらいじゃないと、先が思いやられます・・・

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