2022ざっくりパリーグ展望

2022年が明けて早やひと月、相変わらず寒い日が続きますが、一昨日はセンバツ出場校が決定し、明後日はプロ野球のキャンプイン、球春の足音も近づいてきています。
まずは木更津総合高校野球部、6年ぶり4度目のセンバツ出場、おめでとうございます!
ここ数年は、実質千葉最強チームなだけに6年ぶりとは意外ですね。今年のチームはOBの早川投手・野尻投手・篠木投手のような絶対的な存在はいませんが、越井投手を中心にした守備の完成度が高い印象です。
甲子園でも、木総らしいしぶとい野球でまず1勝、昨年夏の県大会決勝で延長サヨナラで甲子園を逃した1年先輩達の分まで、健闘を期待です!!

そして2月1日のキャンプインを控えたプロ野球。
昨年惜しくも2位に終わったマリーンズの優勝を期待したいところですが、どうでしょう?
まだ早いのは重々承知のうえで、素人目線の今年のパリーグ展望を書いてみました。

オリックスバファローズ
昨季は見事な優勝を飾ったバファローズ。
MVPは絶対エースの山本投手でしたが、このうえなく大きかったのは投の宮城、打の杉本の大覚醒ではないでしょうか?
私の個人的な感覚なのですが、この二人には実質2年目のジンクスが今年はあるように思います。
特に杉本選手、これまでも30歳前後で突然打ち出した選手はいますが、往々にして短い期間の花火的な爆発にとどまりがちです。
ジョーンズとモヤが退団して、吉田選手の後を打つ打者の成績がシーズンの浮沈のキーかな?と思ってます。

千葉ロッテマリーンズ
昨季は最後まで優勝を争っての2位、健闘といって良かったと思います。
ただ、優勝のバファローズとの差は小さくなかったとも思っています。
特に打線の軸をマーティン・レアードに頼りきっていましたからね・・・
昨季はコロナの影響で外国人の来日が遅れたチームが多々あったなか、マリーンズは最初から二人が揃っていましたから、そのプラマイは大きかったと思います。
今年のポイントは、安定してクリーンアップを任せられる日本人打者が育つかどうか?でしょうね。
安田と藤原に進歩が見られないと苦しいかな?
ただ、面白いのは佐藤都志也、あの打球の速さは尋常ではありません。そのまま捕手でレギュラー争いをさせるか?一塁か外野にコンバートして打撃を生かすか?悩ましいところですが、今季の浮沈のカギを握る一人ではありそうです。

東北楽天ゴールデンイーグルス
石井和久氏がGMから監督に横滑りしましたが、チーム成績は変わらず3位。
終盤にクローザーの松井裕樹投手が離脱したのが響いたかな?
ただ、このチームは今季以降、苦しいと思います。
FAなど、他球団からの大物選手の獲得に熱心なチームにありがちですが、わりと同じ時期に大物たちの年齢的な衰えが重なってきてしまいます。
投手では岸、涌井。野手では浅村、鈴木大地らは、こう言っては酷ですが全盛期は過ぎつつあるように見えます。
生え抜き組の則本、島内あたりも若くはありませんしねぇ・・・

福岡ソフトバンクホークス
4年連続日本一が途絶えた昨季。
南海戦士だった藤本博史氏を監督を迎えた今季は如何に?
藤本さん、現役時代は強打のサードで実績がない選手ではありませんでしたが、ソフトバンクとしては意外なほど地味な?人選になりましたね。
ただ、このチームも今季以降、数年は苦しいような気もします。
70年代の阪急ブレーブスや90年代の西武ライオンズもそうだったのですが、連覇を重ねたチームの黄金期が終わった後というのは、立て直しに数年かかるのが常ですから・・・
実際、柳田選手や松田選手を追い越すような勢いのある若手はいないようですし、クローザーの森投手も昨季はかなり不安定で、今季復活かというとかなり???ですしね。

北海道日本ハムファイターズ
新庄BIGBOSSを監督に迎え、オフの主役に躍り出たファイターズ。
ただ、中田選手・西川選手らが抜けて、チームが小粒化していることは否めません。
清宮選手ら、鎌ヶ谷で雌伏している若手がどれだけ伸びてくるかでしょうね?
新庄監督、優勝は目指さないと公言しているぐらいですから、目先よりも将来の主力となる若手の抜擢には熱心だと思われます。
イケイケドンドンの積極野球がハマれば、面白い存在ですが、優勝争いは今年というより新球場が出来る来年以降でしょうね?

埼玉西武ライオンズ
昨季はまさかの最下位だったライオンズ。
ただ、潜在能力は非常に高いチームのように見受けられます。
カギはここ数年、イマイチ壁を破れない感のある若手の3投手(高橋光成、松本、今井)、誰か一人でもブレークして大勝ちするようなら面白いですね。平良投手を中心とした救援陣は充実しているだけに、采配上手の辻監督がかなり接戦を拾っていくのではないでしょうか?
打線は何といっても山川選手の復活なるかですね?
彼がその実力通りに40本前後のアーチをかければ、中村・栗山といったベテラン組や森選手のマークも薄くなってきます。
愛斗選手や岸選手のようなチームを勢いづける若手も出てきていますし、来季はかなり手強い存在になるのではないでしょうか?

以上、ざっくりとした来季展望です。
仙台や福岡のファンの方からは殴られそうな?内容もありますが、まぁ、素人の戯言。笑い流していただければと思います。
また、実際のペナントレースは途中でケガ人が出たり、思いもしないような選手が突然ブレークしたり、わからないことの連続で、それがまた野球ファンの楽しみでもありますね。

それは承知のうえで、またマリーンズに勝ってほしいという願望を除いて、戯言ついでにあえて順位予想するとすれば以下になりますかね?
まぁ、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。

1.埼玉西武ライオンズ
2.オリックスバファローズ
3.千葉ロッテマリーンズ
4.東北楽天ゴールデンイーグルス
5.北海道日本ハムファイターズ
6.福岡ソフトバンクホークス

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