大阪での3連戦を何とか勝ち越してホームに戻ってきたマリーンズ。
今季は好調揃いの先発陣の中で、出遅れ感のある小島投手の先発。
内容は良かったですね。
ストレートで打者を押し込めていましたし、カーブ(スライダー?)の変化も鋭かった。
最大風速19Mの強風に苦しめられながらも、粘って7回2失点、134球。今季初めてのナイスピッチでしたね。
しかしまぁ、やはりと言うべきか?今季定番の好投先発見殺しゲームになってしまいました。
マーティンに今季初のタイムリーが出たのは良かったですが、相変わらずとっかえひっかえの落ち着かないスタメンで、藤原・小川といったあたりも結果を出せませんでした。
大阪で内容の良かった山口と和田を外したのは、やや理解に苦しみます。
個人的には、山口選手はスタメンで使い続けてほしいと思ってます。
捕手と一塁を松川捕手、佐藤捕手(一塁兼任)と山口選手の3人で守らせていますが、とにかく得点力不足の今、たまたまだろうと出合い頭であろうと、一発のある選手を一人でも多くオーダーに入れておいてほしいですね。
結局、去年からの両外国人頼みがまったく改善されていません。
スイングの鋭さはピカイチの佐藤捕手を、頑張っている松川君がスタメンマスクのときは一塁で、というのもわかりますが、今のチームの日本人打者で最も長打力のあるのは山口選手。
今後を見据えるうえでも、彼はスタメンクリーンアップ固定でいいのではないですかね?
彼、上手くはないけど外野も守れますしね。
最後は延長に入って、東條投手がマルモレホス選手(面白い名前ですね)に痛打を浴びてゲームを決められましたが、敗因はやはり打てないこと。
井口体制になってから、多くの選手が抜擢されましたが、レギュラーを掴んだと言える日本人野手が一人もいないというのは寂しい限り、井口さん、もう5年目ですよ・・・
あと、思わぬ大騒ぎとなった大阪の試合での球審の恫喝問題。
私は初回から最後までTVで見ていましたが、殊更に球審の白井さんの振る舞いに違和感を持つようなことはありませんでした。
やや判定は厳しめだったかもしれませんが、それは野球の試合ではよくあること。
まぁ、朗希投手の不満げな態度にはお怒りだったようですが、恫喝というほどのことでもなかったかと、別に暴力振るったわけでもないですしねぇ。
NPBは白井さんへの処分はしないとのことですが、当然だと思います。
あの程度って、これまでも良くあったと思いますが、どうですかね?
投手も球審も人間、判定に不満なこともあれば、態度に怒ることもありますよ。
いちいち処分だなんだと言っていたら、審判やってくれる人なんていなくなっちゃうのでは・・・?
AI審判の導入云々という人もいますが、自然の中で人がやるから「野球」だというのが私の持論。だから本当はドーム球場も人工芝も好きではありません。
判定まで機械なんて、そんな味気ない競技は、少なくとも私は見る気はしませんね。
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