【M3-6Bu】負けられないのはわかるけど・・・

こういうゲームを見るにつけ、思い出されるのは福本豊さんの名言。
「ピッチャーをぎょうさん使うと、一人ぐらい調子の悪い奴がいてるんですわ・・・」
井口監督、元々先発の見切りは早いタイプですが、ここのところは焦りからか、ピンチになればとにかく別の投手ならマシとでも言いたげに、辛抱のない起用が続いていますね。

今日の先発、佐藤投手も4回2/3を2失点、球数は80球、そう悪い出来ではありませんでした。
二連続四球だったとはいえ、二死まできていましたしビハインドはまだ1点、制球力はむしろあるタイプの投手ですし、もう少し我慢しても良かったのでは?
代わった岩下投手は中川選手を三振に切ってとって、ピンチを凌ぎますが、その後の継投がアップアップになったことを考えると、決して策が成功したとは言えません。

6回から小野-東條-西野-益田と繋ぎますが、東條投手以外の3人はいずれも失点して、7回の井上選手の同点2ランをぬか喜びにさせてしまいました。
もし6回終わりまで佐藤投手が投げてくれれば、7回岩下、8回東條でもいけたわけで、かなり違った展開になっていたように思います。
まぁ、結果論は結果論なんですけどね・・・

ただ、変に「もう一つも負けられない」という気持ちが強すぎるのでしょうか?
井口監督、目先のピンチを何とか凌ぐのに汲々としていて、1試合のゲームプランが崩壊していっているようにも思えます。
ああいう余裕のなさって選手にも伝わりますしねぇ・・・

相手もプロ、力みかえったところでそうそう残り10試合を全勝などできるものではありません。
こういうときこそ、やせ我慢でもいいから冷静に戦って、拾えるゲームを拾っていくぐらいの気持ちの方が結果は良い感じもしますね。

負けたのは結果だし、仕方ない部分は当然ありますが、ちょっと今季の残り9ゲームに希望が持てそうもない内容の悪い負け方ではありました。

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