いやぁ、あんなことがあるんですねぇ・・・
相手の絶対守護神のオスナ投手から、角中選手、まさかの?代打逆転サヨナラアーチ。
それも2アウトからです・・・
ただ、連敗が重なってるチームって、僅差のリードだと「今日もやられるんじゃないか?」って雰囲気が支配しちゃって、実際その通りになることが多いんですよね。
思い出すのは98年、我がマリーンズの、忘れようにも忘れられない18連敗です。
あのときも、現コーチのジョニー黒木投手を臨時ストッパーにしたりしてましたが、それが裏目に出て土壇場でひっくり返されたり、先発に復帰した黒木投手の鬼気迫る投球も実らず「七夕の悲劇」なんて今でも言われるプリアム選手の同点アーチとか、勝てそうで勝ち切れないゲームの連続でした。
今日のホークスもそんな感じでしたね。
初回に朗希投手から幸先良く1点を先制するも、その後は音無し状態。
なかなか突き放せずに1-0で9回まできちゃいましたからね。
もっとも、マリーンズファンからすると、初回の無死三塁、2回の無死一二塁のチャンスを雑な攻撃で潰して、3回からは石川投手にいいように翻弄されていた打線には「何やってんだ」とイライラしながら見ていたんですけどね(笑)
ただ、今日のマリーンズ、奇跡の逆転を生んだのは何と言っても投手陣の踏ん張りにつきます。
朗希投手、ストレートの最速は160Kでイマイチ感もありましたが(それでも充分速いんですけどね)、途中からフォーク中心の投球に切り替えて、低めのボール球で効果的に三振の山を築きました。
吉井監督も、インタビューのなかで「若いリリーバーたちが頑張った」と褒めていましたが、7回の東妻、8回の中村、9回の西村がいずれも低め中心の危なげない投球で、キッチリ1点差をキープしました。
最大の勝因といってもいいかもしれません。
今日のヒロイン、呼ばれたのは角中選手一人でしたが、今日も9回にナイスリリーフ、防御率0点台をキープしている西村投手も呼んであげてほしかったな?
これで、今日ゲームのなかったバファローズとは3ゲーム差。
角中選手もヒロインで「上のチームがなかなか負けてくれない」とこぼしてましたが、今後も投打のバランスがいいバファローズがそうそう連敗などしてくれそうもありません。
マリーンズとしては、接戦を拾っていきながら1ゲームずつ詰めていくしかありませんね。
ただ、今日負けていたら4ゲーム差だったわけですから、大きな1勝になりました。
明日からは所沢でライオンズとの2連戦、1日おいて福岡でまたホークスと3連戦と、ビジターゲームが続きます。
優勝するためには、正念場の厳しい闘いが続きますね。
ただ、今年の吉井監督は先発投手も救援投手も無理はさせていないので、ズルズル落ちていくことはないと思ってます。
それとホークス、次カードは大阪でバファローズとの3連戦、連敗を止めるならぜひここでお願いしたいですね。
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