今季は防御率5点台の不振にあえぎ、なかなか勝ちがつかない美馬投手の先発。
初回から一死満塁のピンチ、嫌な予感しかしませんでしたが、大地選手を見逃しの三振に取ってフランコ選手は大きな当たりでしたがレフトフライ。
どうにかゼロに切り抜けると、3回ぐらいから球が低めに集まりだしてきて、緩急の使い方も冴えてきました。
投手はわからないものですね。
私、今季の彼に関しては「もう一軍のローテで回っていくのは厳しいのでは?」などと書かせていただいていたのですが、ホントにごめんなさいです(笑)
4回からは緩急自在の投球で得点はおろか、走者も許さず7回106球無失点、素晴らしい内容でした。
対照的に前半からスキのない投球を見せていたイーグルスの岸投手、昨年まではさんざんやられてきた投手ですが、今年は妙に相性がよい。
今季通算防御率が2点台の彼、マリーンズ戦は何と5点台ですからね。
マリーンズ、フォームの癖か何かを見破ったかな?
まぁ、それはよくわかりませんが7回の攻撃は見事でした。
中村選手の内野安打からポランコ選手が2ラン、山口選手がソロアーチで続き、石川選手の右前打で岸をKO、さらに変わった宋投手から代走和田選手が二盗成功(リクエストで判定が覆る際どいタイミングでした)
さらに不振をかこっていた安田選手がセンターオーバーのタイムリーツーベース。
一挙4点、一気に試合を決めて美馬投手に2勝目をプレゼントしました。
美馬投手、二人目のお子さんが誕生されたとのこと、記念の白星になりましたね。
おめでとうございます!!
それにしても、ビッグイニングのきっかけとなった中村選手の内野安打。
ヒットとはいっても、相手サードのフランコ選手の雑な守備に助けられたようなものです。
膝をついて強い当たりのゴロを押さえた彼、そのまま膝をついたまま一塁へ送球、3バウンドくらいしている間に中村が一塁ベースを駆け抜けたプレーでした。
当たり自体は速かっただけに、横着しないで?立ち上がって一塁に強い球を投げればアウトだったのでは?
また、リクエストになってもおかしくない微妙なタイミングでしたが、石井監督なぜか動かず。
イーグルスにチグハグさが目立ったゲームでもありましたね。
今日は優勝を争う?バファローズ・ホークスともに負けてくれた幸運?の日。
さすがに首位バファローズと8.5差は厳しいというか、ほぼ絶望なのですが、勝負事は何が起こるかわからないと、大昔からよく言われてきました。
まずはこの3連戦、元気のないイーグルスに3タテを決めて、少しでもバファローズにプレッシャーをかけていきたいですね。
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