ブルペンデー、決まりましたね。
澤村-横山-中村-中森-坂本-西村-東妻-佐々木千隼の8投手を繋いで、強力バファローズ打線を1失点に封じ込めました。
プレッシャーのかかる一戦でしたが、打線がこれでもかとばかりに援護点を取ってくれたこともあり、各投手、それぞれの持ち味を発揮して危なげない投球ぶりでしたね。
吉井監督もインタビューで「肝になった」と言っていましたが、特に良かったのは唯一人2回を投げた中村投手、ここのところビハインドゲームの登板ばかりでしたが、内容の良い投球を続けていましたからね。
今日も、クロスファイアのボールが低めに決まったナイスピッチでした。
もともと先発経験があり、長い回を投げられる投手、この分なら来季のローテ入りもありえそうです。
ただ思うのは、これからの野球はこんな感じかもしれない、ということですかね。
20年近く前、それまで7回2失点以内が先発投手の合格基準のように思われていたのを、タイガースのJFKが7回から登場するようになって、先発は6回でOKという流れが出来ました。
さらに最近では、5回投げ切れば「ゲームを作った」と評価される傾向でもあります。
打撃技術の進歩とともに、投手達はより速い球を志向し、結果長いイニングを投げるのが厳しくなってきましたからね。
まぁ、その究極?の形が9人が1回ずつ投げるというスタイルですが、かなり現実味を帯びてきました。
野球は団体競技、チームとして勝てばOKで、誰それが勝利投手などというのはどうでも良い、という時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。
そんな理屈っぽいことを書いてしまいましたが、今日のゲーム、とにかく勝って良かった(笑)
相手はファームから上がったばかりの竹安投手の先発、あまり本気で勝ちに来ている感じでもありませんでしたが、マリーンズとしては、相手が手抜きだろうと何だろうと負けるわけにはいかないゲームでしたからね。
コメントが後回しになってしまいましたが、今季初めてといっていいぐらい打線が繋がりました。
山口が右に左に4安打、3安打が藤原・佐藤・中村の3人。
そりゃあ点も入ります。
これまでフン詰まり攻撃ばかり見せられてきたのが嘘のようでした(笑)
特に大きかったのが、大量点のおかげで、澤田・ペルドモ両投手を登板させなくて済んだことだと思います。
特に最近は登板過多気味の澤田投手、トミージョン手術から復帰したばかりなのに、あんなに力一杯腕を振って大丈夫か?とヒヤヒヤします。
バファローズを戦力外になってマリーンズに拾われた彼、プロの投手人生の正念場を迎えていますから、今は必死になっていて疲労も感じていないかもしれません。
ただ、ここで無理を強いて潰してしまうようなことはあってはならないと思います。
その意味では、昨日の移動日も含めて2日間、登板を控えさせることができたのは良かったのではないでしょうか。
明日は大一番。最後に彼の力を必要とする展開は充分予想されますし、またそうなってほしいですからね。
バファローズもCSで再戦するかもしれない相手に、3連敗で終わりたくないでしょうから、少なくとも今日よりは気合を入れてくるはずです。
苦しいゲームになる可能性は大ですが、先発の西野投手、初回から飛ばしていって5回までは先制されないように踏ん張ってほしい。
西村投手・坂本投手は連投になりそうですが、シーズンは最終盤、気迫で相手を圧倒する投球を期待です。
8・9回は今日休んだペルドモ-澤田の繋ぎで締めてもらうのが理想かな?
それまでに打線が点を取っているかが問題ではありますが・・・(笑)
とにかくレギュラーシーズンのホーム最終戦は何としても白星で飾るしかありません。
そしてどんな形でもいいから、とにかく2位に滑り込んでCSをホームで開催。
谷保恵美さんの花道を飾ってもらいたいですね。
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