【ドラフト2023】残り者には福がある?

この時期になると毎年思うことですが、月日のたつのは早いものです。
この間シーズンが始まったばかりと思っていたら、もうドラフトですものね。
そして今年のマリーンズ、おそらくドラフト始まって以来ですかね?
何と1位指名を抽選で3回外してしまいました。
ただ、こればっかりは実力?でどうこうなるものではないので仕方ないですね。

4回目で指名した1位は、明治大の上田選手。
早速yutubeで見てみました。
右投左打ということなので、小兵のチャンスメーカータイプを想像していたのですが、まったく違いますね。
どっしりした身体つきから、コンパクトに、しかし強いスイングでボールを飛ばすスラッガータイプに見えました。
上下がブレない打ち方をしているので、選球眼も良さそうです。
まぁ、打ってるとこの映像しか見ないので、そう思うのかもしれませんね・・・(笑)
ポジションは一塁と三塁、それと外野も守れるということです。
ミスターマリーンズ候補?の安田選手と山口選手にぶつけていく感じになりますね。
いいことだと思います。
プロは競争の世界、今イチ伸び悩みの安田君と山口君を奮起させる目的もあるでしょうし、上田君が結果を残せば彼を使えばいいこと。
レベルの高い争いを期待です。

二位は独立リーグから大谷投手。
159Kの快速球を投じる右腕ということです。
経歴を見ると石川県の小松大谷高からJFE東日本、伏木海陸運送を経て日本海リーグの富山に入った変わり種です。
JFE東日本時代は千葉に住んでいたということですかね。
2019年には都市対抗に優勝し、プロ選手を何人も輩出している強豪チームをなぜ辞めたのか?
気になるところではありますが、紆余曲折を経てのプロ入りですから、覚悟を決めて自慢の速球で勝負してほしいですね。

三位以下では育成契約を含め8人を指名、トータルで10人ですから、マリーンズとしては珍しく大人数を指名しました。
ポジション別だと投手6名、捕手2名、内野手1名、外野手1名。
出身母体別だと高校生7名、大学生1名、独立リーグ2名という結果でした。
高校生の多さが目を引きますし、育成5人というのもいままでなかったと思います。
チームとして、ファームでの育成力に自信を持ち始めたのかな?
今年は高卒3年目の中森投手、4年目の横山投手が後半一軍に定着して存在感をアピールしましたし、育成出身の和田選手も、単なる走り屋から脱却しつつあるところを見せつけていましたからね。

プロは入ってしまえばドラフトの順位は関係なく、結果を残した者が生き残る世界。
外れ1位が実績で本命1位を上回ることなど珍しくありませんし、下位指名、育成上がりで名選手になった人も少なくありません。
ドラフトの成果がわかるのは5年後、とよく言われますが、おそらく5年後には今日指名された選手の半数程度はプロ野球選手ではなくなっているのでしょう。
それぞれ、後悔のないよう精進を重ねていただきたいですし、5年後には、2023年のマリーンズは当たり年だった、と言われるようになっていただきたいですね。

あと、できれば左腕のリリーバー候補を取って欲しかったなぁ、と思いました。
今年は坂本投手が獅子奮迅の働きを見せましたが、救援投手はなかなか2年続けてベストパフォーマンスは発揮しづらいですからね。
こうなったら、ぜひともホークスを戦力外になった嘉弥真投手の獲得に向かってほしい。
まだまだやれると思いますし、もう1枚の左の救援投手は、来季優勝に向けて欠かすことのできないピースだと思います。

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