関西対決の日本シリーズ、千葉在住の私としては「どっちが勝ってもいいかな」とのんびり?見てましたが、今日バファローズが勝って3勝3敗、泣いても笑ってもあと1試合になりました。
それにしても3~5戦の甲子園、凄かったですね。
耳を切り裂くようなタイガースファンの大音量の声援の迫力、TVが壊れるのでは?と思ったほどでした(笑)
現地は更に凄まじい雰囲気だったのでしょうね。
ただ、四面楚歌とも言うべき空気の中、必死に声を張り上げていたバファローズファンの奮闘ぶりを見るにつけ、どうしてもバファローズに肩入れしたくなります(笑)
我がマリーンズはレギュラーシーズンでもポストシーズンでも、コテンパンにやられた憎っくき相手なんですけどね・・・
まぁ、同じパリーグの仲間ですし、ここまできたら明日勝ってもらって実力ではパが優位に立っていることを示してほしいと思ってます。
京セラに戻って迎えた今日の第6戦。
ホームに戻ったバファローズナイン、大分落ち着きを取り戻した感じでした。
エース山本投手、TBS解説の大魔神氏が「ストレートがシュート回転している」と言っていたように、指のかかりが悪いのか?序盤は本来の出来にはほど遠い内容でした。
ただ、悪いながらも粘って最小失点に食い止めるあたり、さすが日本一の投手です。
本人曰く「5回から力みが抜けてきた」ということのようですが、後半は威力あるストレートと鋭く落ちるフォークがズバズバ決まって、終わってみれば完投14奪三振(シリーズ新記録!!)
打線の援護にも助けられ、5-1で快勝。日本ラスト登板?を飾るナイスピッチでした。
甲子園では打ち込まれていた中継ぎ陣にも貴重な休養を与えることが出来ましたし、このうえなく大きな完投劇でした。
ああいう投手を「エース」と言うのですね。
関係ありませんが、マリーンズファンとしては佐々木朗希君によく見ていてほしいと思いました。
チームが追い込まれた超大事な試合に出て行って、どんな形であれチームの勝利を手繰り寄せる、朗希投手はまだそういった投手ではありません。
持っているポテンシャルの高さは、おそらく山本投手以上、数年後と言わず、来季には「エース」としてローテーションを守りながら、ここぞという試合でチームに勝利をもたらす姿を見たいものですが、どうでしょう?まだ来季も育成期間なのかな?
そして明日、バファローズの先発は朗希投手の同期、宮城投手です。
山本投手がメジャーへ行くなら、来季は確実にバファローズのエースとなる彼、左腕からのクロスファイアは威力充分、繊細な制球力とともに緩急の使い方が絶品の投手です。
タイガースは今シリーズ初登板の青柳投手ですが、私はここまできたらバファローズ有利かな、と思ってます。
今まで何度も大舞台で投げてきた宮城投手ですから、雰囲気に飲まれるなんてことはないと思いますし、あの左腕からの絶妙なコーナーワークは、今シリーズでタイガース打線のキーになっている近本選手、中野選手といった左打者達が容易に攻略できるようには思えません。
タイガースも中継ぎ陣は疲弊気味ですから、バファローズが何とか先制する展開に持ち込めば、そのまま逃げ切れる公算は大ではないでしょうか。
泣いても笑っても最後の一戦。
両チーム総力戦になりますが、あの甲子園のあの圧力にも負けずに、必死の声援を送り続けたファンの方たちのために、バファローズナイン、日本一を勝ち取ってください。
にほんブログ村