これまでのランコース紹介、下総地域ばかりでしたが、今回は上総地域の外房に進出。
九十九里浜の海岸を走るコースのご紹介です。
海岸沿いのコースでは、以前に「幕張稲毛シーサイドコース」をご紹介させていただきましたが、東京湾内の波の穏やかなコースと違って、こちらは太平洋から外房の砂浜に直接打ちつける波の迫力を感じさせる、荒々しい?コースになります。
私がスタート地点にしているのは、JR外房線の上総一ノ宮駅の東口を降りたロータリーになっている所です(地図上A地点)。
ロータリーを回って県道228号線を東に向けて走り出します。
途中の信号は2ケ所、道幅は狭くはありませんが歩道がない箇所があるので、車に注意しながらのランニングになります。
2つ目の信号を過ぎたビニールハウスの手前で路地を左折し、農道のような道を進みます。
さらに突き当りを右折、右手に田園地帯、左手に住宅街を眺めながら約500M走り、また突き当りに当たりますので、今度は左折して一宮川を目指します。
九十九里に注ぐ一宮川沿いに当たるまで、北東方向に走るのですが、ご紹介のコースでなければいけないということではなく、いくつかのルートのなかからできるだけ自動車と信号が少ない道筋を選んで走っています。
そしてスタートから約2Km走ったあたりで、一宮川にあたります。
コンクリートの壁に遮られて川は見えないのですが、新一宮橋まで壁沿いを走ります。
壁が途切れると左手に新一宮橋、左折して橋を渡って右折、今度は川を右手にしての走行です。
さらに進んで県道30号(九十九里ビーチライン)を横切ってそのまま直進します。
ただ、信号はありませんが、やはり交通量は少なくないので飛び出しは厳禁、一旦立ち止まって左右を確認したうえで走り出さないとですね。
直進後、右側の短い坂を駆け上がれば一宮川の水をたたえた景色が見えてきます。
ここからしばらくは道なりに進み、途中の歩道橋のような橋はそのまま昇って九十九里有料道路(以下有料道路)を見下ろしながら、道路の反対側を下り降ります。
歩道橋を降りながら、外房の海を臨むことができるのですが、コースは一ノ宮川の支流沿いにもうしばらく走ります。
有料道路の左側を道沿いに走り、そのまま住宅街に入ると地面にサイクリングロードを示す青いマークが貼りついています。
そのマークに沿って、防風林沿いの歩道を道なりに走ります。(地図上E~F地点)
防風林が途切れると、右手は一宮川の支流です。このあたりで道程の約半分強、約5Kmを走ったことになります。
地図上F地点を通過し、サイクリングロードが途切れて道幅が狭くなる所を右折、有料道路の下をくぐってすぐに左折し、有料道路の左側を走り一松海岸の駐車場を目指します。
地図上G地点まで進んで右折、坂を駆け上がると一松海岸、いよいよ九十九里の荒波(天候にもよりますが)とご対面です。
そして駐車場わきを北に向かって、そのまま砂浜を走ります。
せっかく外房に来たのだから、九十九里の風を感じ、波を見ながら走りたいですからね。
ただ、そうは言ってもこのあたりで約7Kmを通過中、かなり足にもきていますから、砂浜に足を取られながらの走行はオジサンにはチトしんどいかな(笑)
なるべく車の轍の跡を走るようにはするのですが、それでも柔らかい砂地に転びそうになりながら、約1Kmの道のりです。
まぁ、アスファルトの道と違って、転んでもまずケガすることはないので、その意味では気楽ですかね?
そのまま海沿いを走ると中里海岸の駐車場です。
砂浜から下がアスファルトに戻ると、足が軽くなるような気がします。
駐車場奥の出入り口を左折すれば、私がゴール地点にしている白子温泉街はもうすぐそこです。
再び有料道路の下をくぐり、県道30号の信号の手前まで進んでフィニッシュ、約9Kmの道のりでした。
白子温泉には1000円弱で日帰り温泉に入浴可能な旅館も多数ありますので、ランニング後に汗を流していくことができます。
また、帰路は小湊バスの中里海岸バス停から、茂原駅東口行きのバスがあります。
ただし、1時間に2、3本しかないので事前に時間を調べておくほうがベターですね。
後半の砂浜部分を除けば公道上を走るコースになりますので、最初に信号が2ケ所ありますし、自動車注意の箇所も多く、必ずしもランニング向きとは言えませんが(特に夜のランニングは避けた方が良いと思います)住宅街や一宮川沿いを抜けて九十九里の海が広がる光景は、いかにも房総といった風情のなかなかの絶景です!!
自動車に気をつけながら、マイペースで風景の移り変わりを楽しみたいコースです。
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