2024ざっくりパリーグ展望

ゼンバツはベスト4が出揃い、たけなわになってきました。
大健闘の中央学院、紫紺の大旗まであと2勝、頑張ってほしいですね。
そしてプロ野球もいよいよ明日開幕、昨年は2位とはいえ首位から15.5ゲームも離されたマリーンズ。
伊東監督の時も井口監督の時も、Aクラスに入ると「戦力の割によくやっている」と言われてきました。
ファンとしては、もうそんなのは飽き飽きです。
そんなわけで、今年こそはの期待を込めて、また性懲りもなく?素人の順位予想をやってみたいと思います。

1位:千葉ロッテマリーンズ
これはもう、予想というより願望ですね(笑)
先ほどまで、プロ野球ニュースの順位予想特番を見ていたのですが、解説者諸氏はリーグ3連覇中のバファローズとまたまた大型補強のホークスの一騎打ちという予想が大半でした。
まぁ、妥当なところかもしれません。
ただ、マリーンズに優勝の目がないかと言われれば、私はあると思います。
もちろんいくつか前提条件をつけなければなりません。
多くの方が指摘されているように、佐々木朗希投手が1年間ケガなくローテを守れるかとか、伸び悩んでいる安田選手と山口選手がいいかげん覚醒してくれるかとかですね・・・
ただ、それを抜きにしてもマリーンズの戦力層は言われているより厚いと思います。
投手で言えば、先発候補は10人以上いますし、野手では内野にソト選手とドラ1上田選手が加入、それにより山口選手がおそらくは外野一本でいくでしょうし、高部選手の復帰も見込まれます。
吉井監督は選手の状態把握が上手な監督のように見えます。
監督が上手くタクトを振ってくれればひょっとして・・・と思いたいです。
ってか、オフには朗希投手のメジャー行く行かないの騒動がありました。
恩知らずなどと言われて、彼も今年期するものがあると思いますし、チームとしても「優勝しなければならない」年になったのではないでしょうか?

2位:オリックスバファローズ
バファローズは今年も強いと思います。
大エースの山本投手は抜けましたが、伸び盛りの山下投手や左のエース宮城投手を中心とした先発陣、そして宇田川投手ら剛腕揃いの救援陣は健在。
ただ、クローザーの平野投手はそろそろ年齢的な衰えが出始めても不思議ではありませんし、打線は若手の伸びがイマイチのようにも思います。
そのあたりに他チームの付け入るスキがあるのでは?と、これも願望ですが・・・(笑)

3位:福岡ソフトバンクホークス
金満ホークス、今年もまた大物を補強。
言わずとしれた山川選手ですが、これが吉と出るか凶と出るか?
彼の加入により、生え抜きのテクニシャン中村選手がレギュラーを追われるようなことになればチームの雰囲気は微妙になるのでは・・・?
また、人的保障でライオンズへ移籍の甲斐野投手の穴が意外と大きいとも思います。
モイネロ投手が先発へ転向なら、その分中継ぎ陣の層は薄くなりますからね。
また、初めてホークスの指揮をとる小久保監督の采配力も未知数ですしね。
90年代のジャイアンツもそうでしたが、スラッガーをやたらと加えればその分強くなる、というものではないと思ってます。

4位:北海道日本ハムファイターズ
羨ましくなるような若手の有望株がいるチームです。
万波選手、野村選手、清宮選手・・・
俊足の五十畑選手がトップに定着して外国人が当たれば、かなりの強力打線です。
ただ、先発・救援ともに長いシーズンを乗り切るには層が薄いかな、と思います。
何気に上沢投手の流出が効いちゃいそうな気がします。

5位:埼玉西武ライオンズ
今井投手、高橋投手、平良投手を中心とした先発陣はリーグ屈指の陣容です。
ただ、救援陣がやや弱いですし、打線は山川選手の穴を埋められる若手打者の目途が立ちません。
クローザーの増田投手の復活如何が浮沈のカギを握りそうですが、Aクラスはかなり厳しいように思いますね。

6位:東北楽天ゴールデンイーグルス
マリーンズ2005年日本一メンバーの今江氏が監督就任。
頑張ってはほしいのですが、残念ながらチームにほとんど上がり目が見当たらないというのが実情ではないでしょうか?
先発投手陣では、田中・岸両投手に年齢的な衰えが見え始め、救援陣から松井・安楽両投手が抜けました。
則本投手がクローザーに回るそうですが、その分先発の層が薄くなるわけですからねぇ。
打線でも浅村選手・島内選手あたりは、そろそろ峠を越しつつあるかな?ってところですが、脅かす若手も小深田選手や村林選手のようなむチャンスメーカータイプが中心。
チームが端境期に入ってしまった印象です。

以上、無理やりマリーンズ有利に持っていこうとしていて、我田引水とはこのこと、と我ながら苦笑するしかありませんが、ファンということでご容赦を。
ただ、今年は大物の流出が目立つパリーグ各チームですが、マリーンズは去年の陣容がほぼそのまま残り、ソト選手・愛斗選手・上田選手といった新戦力の加入もありました。
このプラマイは結構大きいと思いますし、ある意味、今年勝たなくていつ勝つの?って感じでもあります。
半年先のマリーンズの優勝を願いつつ、明日の開幕を楽しみに待ちたいと思います。

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