種市投手、すっかり立ち直りましたね。
102球1失点完投、素晴らしい内容でした。
彼、完投勝利は4年ぶりになるのですね。トミージョン手術からのリハビリ期間もありました。
感慨ひとしおだと思います。
割と荒れ球系の球数が多くなりがちな投手ですが、今日は常にストライク先行でスイスイ行きましたね。
唯一のピンチは0-2のリードで迎えた6回、小川選手のエラーも絡んで一死二三塁となり、平沼選手にタイムリーを浴び1点返され、さらに外崎選手に四球を与えて一死満塁となった場面。
打者は中村選手、追い込んだ後のストレートが低めに外れたのを見て、ライオンズ解説の松沼さん、「相手が中村ということもありストレートが投げ切れていない、落ちる系の球を投げてくるのではないか」とコメントされていました。
ただ、ここで都志也捕手が要求したのはまたストレート。
やや甘めに入りましたが、腕を振った威力充分の見事な直球でした。
「今のお前のストレートなら中村さんはついてこれない、思い切って来い!!」ってな都志也捕手の心の声が聞こえてくるようでした。
今日のゲームの一番のポイントだったと思います。
結局、中村選手は空振り三振、次打者の蛭間選手もセンターフライに打ち取り、リードを保ってピンチ脱出。
種市投手といえば「柿の種バッテリー」なんて言われて、柿沼捕手とペアの印象が強いのですが、吉井監督、一軍に昇格したばかりの柿沼ではなく、都志也捕手を先発起用してきましたね。
もう、エースキャッチャーは都志也だということをチーム内外に宣言したようなものかな?
今日の種市投手の内容を見る限り、ペアの捕手は柿沼捕手や田村捕手でないとダメなんてことはまったくないですね。
いい投手だったら、あまり捕手との相性は関係ないのかもしれません。
また、都志也捕手自身も、シーズン序盤に比べて、大分キャッチングが柔らかくなったように思います。
低めのワンバウンドのフォーク系の球をポロポロやらなくなりましたね。
あとはフリーパス状態の盗塁を何とかしてほしいと思いますが、元々盗塁阻止率は高かったはずの捕手、送球のコントロールが安定してくれば、堂々「打てるレギュラーキャッチャー」を名乗れますね。
そして、これでチームとしては2つの引き分けを挟んで5連勝。
振り返れば、先週から負けていません!!
週末は絶賛独走中のホークスをホームに迎えての3連戦。
前半のヤマ場がやってきました。
何しろホークス、イーグルスを相手に昨日は21-0、今日は12-0。
呆れちゃいますね(笑)
ただ、まだシーズンは100試合以上残っています。長いペナントレース、この先何があるかわかりません。
こちらは朗希、メルセデス、小島の表ローテ3人の先発のはずです。
何とかロースコアの競り合いに持ち込んで、できれば3タテ、悪くても勝ち越せば、この先望みが出てくるというものです。
ちょっとポジすぎかもしれませんが?ホームのファンの声援もあります。
交流戦前にパリーグの灯を消さないためにも、連勝はドンドン伸ばしていきたいですね。
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