【M7-0Bu】らしい西岡解説

昨日は守りのミスから嫌な負け方をしたマリーンズ。
今日の先発は2年ぶり、今季は育成契約から支配下への復帰を果たした石川投手。
相手は今季なかなか勝ち星がつかないとはいえ、最速160Kを超える剛腕の山下投手ですから、ちょっと旗色は悪いかな?と思われましたが、バックがしっかり守ったうえに早めの援護点をあげて石川を助けてましたね。結果7-0の快勝!
昨日勝っていれば3タテだったのに・・・と思わなくもないですが、1日で嫌なムードを払拭できたのは大きいと思います。

石川投手、立ち上がりは130K台のストレートを捉えられた当たりが続き、「大丈夫か?」と思わせましたが、徐々にストレートの球速があがり、彼独特の落差の大きいスローカーブを効果的に使って5回無失点。
ベテランらしく緩急が冴えたナイスピッチでした。
ただ、全盛期は155Kぐらい出ていたストレートが、140Kを超えるのがやっとにはなっていますから、今日の投球で結果を出したことで即ローテ入りというわけにもいかないだろうな、とも思います。
今日はBSテレ東の中継があったので、西岡剛氏が解説をしていたそちらの中継を見ていたのですが、西岡氏「バファローズ打線にはかっての石川のイメージとのギャップがあったはず、次回も好投できるとは限らない」といった趣旨のコメントをしていました。

何だか久しぶりの勝ち星にケチをつけるようになってしまいましたが、投球技術を持った投手ですし、球速が落ちたといっても、そのストレートを早く見せる術を知っている投手でもあります。
彼、今日の1勝を加えて通算78勝、100勝を目標に頑張ってほしいですね。

あと私、西岡氏の解説を始めて聴いたのですが、意外と?的確でわかりやすく面白かったです。
たまに友達口調になってしまうのはご愛敬ですが、マリーンズの若手選手には愛あるアドバイスを送っていましたね。
特に積極性の大切さを説いていたのは印象に残りました。
元盗塁王ということもあってか、小川選手や友杉選手といった韋駄天が出塁すると、しきりに「走れ走れ」と促していましたし(笑)、藤原選手の打席では早いカウントからスイングしていくことの大切さを熱を込めて話していました。
いかにも西岡氏らしいです。

ポジション争いのまっ只中にいる若手選手の気構えとして「有力な先輩選手が元気なうちに、弾き飛ばしてレギュラーを獲るぐらいでなければ、10~15年活躍するような選手になれない」というのはホントにその通りだと思います。
思えば積極果敢の代表のような選手だった西岡氏、当時のバレンタイン監督はそんな彼や現イーグルス監督の今江氏のような、若く、気概のある選手が大好きでした。
多少のミスには目をつぶり、彼らを委縮させることなく、チームとしても結果を出していましたね。

西岡氏、今は確か九州の独立リーグのチームの監督のはずですが、今日の解説ぶりを聴いて、近い将来、マリーンズに指導者として戻ってきてもらうのもアリなのでは?
なんて思いました。

まぁ、それはともかく、交流戦明けはホークス戦連敗スタートでしたがホームの5戦で4勝、先発陣は相変わらず安定していますし、打線もそこそこ点は取れるようになっています。
首位ホークスが全然負けてくれないのでゲーム差は縮まりませんが、それは言っても仕方ないですね(笑)
来週前半は大の苦手のエスコンでのファイターズ戦。
今日、石川が頑張ってくれたのでカード頭はメルセデス投手先発で臨むことが出来そうです。
何とかカード勝ち越しだけはしてほしい。
前半戦のヤマ場と言ってもいい3連戦だと思います。

※昨日、当サイトのコメント欄に「BuじゃなくてBsやろ」なるご指摘がありました。
おそらくバファローズの略称の表記のことかと思われます。
野球チームの愛称は最後が大体sになるので、最初と最後の文字を略称にするとベイスターズ(BayStars)もBsになってしまいます。
当サイトではともにBを頭文字とする両チームを区別するために、バファローズ(Buffaloes)については最初の2文字を取ってBuと表記し、ベイスターズについては横浜(Yokohama)のYとBを組み合わせてYBと表記させていただいており、今後もそのようにさせていただきます。

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