梅雨のない北海道からやたらと蒸し暑い所沢への移動ゲーム。
コンディション調整が大変そうですが、マリーンズ、まずまずいい内容のゲームでしたね。
先発の小島投手、序盤からやや球が高い感じがしましたが、ライオンズ打線の元気のなさにも助けられ、6回まで無失点。
そして、ライオンズ打線以上に彼を助けたのが、ポランコ選手でした。
今日はレフトでスタメンに入った彼、頭を超えそうな飛球をフェンスにぶつかりながらスーパーキャッチ。それも2回です。
小島投手、感謝するというより驚いた表情で両手をあげながら彼を見やっていましたが、ビックリしましたね(笑)
お世辞にも守備が上手いとは言えなさそうなポランコ選手、今日は意外な?球際の強さを発揮しました。
序盤は打線も相手先発の今井投手を捉えきれていなかっただけに、小島投手のみならずチームを救うビッグプレーでした。
今のマリーンズのチーム状態の良さを象徴していますね。
そのポランコに触発されるように、打つ方ではソト選手が大活躍。
3回にはセンターへのタイムリー二塁打、5回にはライトへのタイムリー、8回にはセンターへ犠飛。
決して力んで引っ張ろうとしない彼らしい打撃で3打点。
4番の働きをしてくれました。
0-4でリードの7回には挟殺プレーの乱れもあり1点差に迫られ、少し雲行きが怪しくなりかけまたが、8回表に一死から高部選手・小川選手がともにレフト前に運ぶ連打でチャンスメークしたのが大きかったと思います。
ヤン投手のワンバウンドを古賀捕手が少し前に弾いたのを見逃さず高部三塁へ、さらに友杉選手が一塁線に絶妙のセーフティスクイズを決め1点。
さらに前述のソトの犠飛で3点差をつけゲームを決めましたね。
テレタマ解説の松沼さん(弟さんの方です)、左腕の速球派相手に連打した高部・小川を評して、打つべき球を一発で仕留めている、と誉めてくれていました。
ヤン投手の出来は悪くなかったと思いますが、二人の打席での決断力と技術が上回ったということだと思います。
外角寄りの好球をいつもファウルにしてしまう安田選手には、少し見習ってほしいかな?
相手もプロの投手、1打席のなかでそうそう甘い球を続けてくれることはないですからね・・・
とにもかくにも、これでライオンズ戦9戦9勝!!
こんなこと、もちろん私の記憶にはありません。おそらく毎日オリオンズ・西鉄ライオンズの時代まで遡っても無いのではないでしょうか?
松沼さんは、マリーンズは順番に選手を休ませながら、ケガを防いで2位を確保していくのが狙い、といった趣旨の発言をされていましたが、私はあくまでトップを目指してほしいと思います。
今日はイーグルスがホークスに勝ってくれたので、差は10ゲーム。
もちろん厳しい差ではありますが、レギュラーシーズンはまだ半分残っています。
オールスターまでに7ゲーム差ぐらいにしておけば、まだまだ望みはあります。
そのためにも、この週末はライオンズに3タテ食らわせて11戦11勝にしてほしい!!
弱っているライオンズの傷口に塩をすりこむようですが、そんなことは言ってられません(笑)
優勝のために、(埼玉のライオンズファンの方には申し訳ないけど)情け容赦なく勝ちまくってほしいですね。
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