【M18-5E】打ちも打ったり

終わってみれば、初回の攻撃が全てでした。
強風の中のゲーム、石川投手が1回表に先制を許しますが、その裏の攻撃が凄かったですね。
先頭の高部選手がレフト線二塁打、2番の小川選手は得意のバントヒット、悪送球も絡んですぐ同点。
さらに打線は繋がる繋がる、3番藤岡選手四球の後は4番ソト選手から9番藤原選手まで6連打!!
初回でアウトを取られずに8点取るなんて初めて見ました。

イーグルス先発の松井投手、強風下のマウンドで投げづらかったのかもしれませんが、打線の勢いに飲み込まれて、もうどうしようもない感じでした。
一死もとれずに降板、気の毒ではありますが、マリーンズの打者達はことごとく芯で捉えていましたから、風のせいというよりはっきりしたKOだったと思います。

まぁ、さすがにこれだけのリードがあれば石川投手の投球も楽になりますね。
初回はストレートの球速が130Kいかないぐらいで、大丈夫か?と思われましたが、一死一三塁から好調の辰巳選手をセカンドゴロゲッツーに仕留めたのが大きかった。
強風のなかでも、きっちり変化球を低めに集めたのは流石でした。

二回以降も大きなカーブを軸にゴロを打たせる投球で、6回を2失点にまとめました。
育成からの復活後、2戦2勝、良かったですね、おめでとうございます!!

女房役の田村捕手も、石川の特徴を生かした好リードだけでなく、打つ方でも大活躍、何と4回も満塁機で回ってきて、二塁打3本の6打点、こんなことがあるんですねぇ(笑)
石川とともに呼ばれたヒーローインタビューで「都志也に負けられない」と語っていましたが、吉井監督が各ポジションのライバル同士を上手く競わせているのが窺える一言でした。
プロである以上、絶対に必要な気概だと思います。

結局、打線は2回以降も得点を重ね18点。
大量リードの7回以降は廣畑投手が3点とられながらも9回まで投げて、プロ初セーブをゲットです。
今の野球で、最終3イニングを投げてセーブなんてなかなかないですよね。
でも、他の救援投手を休ませる貴重な働きだったと思います。

そして、今日はバファローズが頑張ってくれてホークスに逆転サヨナラ勝ち。
ゲーム差は8になりました。
シーズン通して好調が続くチームなんてなかなかありませんが、さすがのホークスもオスナ投手の抹消など、綻びが見え始めてきました。
レギュラーシーズンの残りは約半分、簡単な差ではありませんが絶対無理でもないと思います。
来週の月曜からは前半戦最後のホークス3連戦。
シーズンの行方を占う重要な戦いです。
まずはその前の明後日からのホームでのバファローズ3連戦。ここで石にかじりついても勝ち越して少しでもホークスにプレッシャーをかけて福岡に乗り込みたいですね。

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