あまり褒められた内容のゲームではありませんでしたが、とにかく勝ちました。
ライオンズには何と12連勝、こんなことがあるんですねぇ。
仙台での日曜のゲームでは、6点差をひっくり返されるという失態?を演じたマリーンズでしたから、とにかく結果勝てたのは良かったです。
初回の攻撃、岡選手の平凡なサードゴロを山村選手が悪送球、藤岡選手のタイムリーの後ポランコ選手が2ラン。
いきなり打者3人で3点ゲット、こりゃ早くも12連勝固いか?と思わせましたが、何だか両チームともバタついた内容でしたね。
2回表には今度はこちらが拙守連発。
藤岡選手の悪送球にソト選手のトンネルがあって、あっという間に追いつかれます。
仙台での嫌な流れを引きずってる感じでした。
先発の小島投手、吉井監督の試合後のコメントにもありましたが、調子は悪そうでした。
ストレートで押せずに、変化球でコーナーを狙うのですが、カウントを苦しくして甘い球を狙われるという、典型的なKOパターンに嵌りそうでしたね。
それでも何とか7回を4失点で留めたのはさすがというべきか・・・?
調子自体は相手の隅田投手の方がよさそうでしたね。
クロスファイアがビシビシ決まってました。
7回終了時点で3-4のビハインド。
さすがに今日は無理かな?と思う気持ちと、たった1点のリードでは12回も続けて負けているライオンズにボロが出るのでは?という期待?の半々で見ていましたが、めでたく?結果は後者になりました。
ライオンズは8回表にもガルシア選手の二塁打で2点差としますが、8回に予定通り?の綻びが出ます。
この回から登板のボー高橋投手から、一死後、ソト選手が追撃の一発。
このあたりからライオンズは浮足だってきます。
二死後、奨吾選手が四球、高部選手のセンター前のポテンヒットが二塁打となり二死二三塁、代打角中選手は四球で満塁。
こうなるとライオンズはもう、まったく勝っている気はしていなかったと思います。
続く藤原選手のセカンドゴロ、バウンドが高く上がり、打者走者は俊足。
セカンドの外崎選手、守備は上手い内野手ですが慌てました。
悪送球で二者生還、一気に逆転です。
ボー投手も外崎選手も「今日こそは勝てるはず、いや勝たなければ」とリードしているのに、かえって追い詰められて余裕を失っているように見えました。
ライオンズは気の毒ですが、マリーンズとしては助かりました。
それでも9回表、ライオンズは二死二塁から山村選手が一二塁間を破るタイムリーで同点。
弱い当たりのコースヒットで、ソト選手のミットの先をかすめるようにライトへ抜けていく打球、ライオンズの執念を感じさせました。
ただ、今日はセーブ場面で登板の横山投手、セーブには失敗しましたが、ズルズルいかずに後続を冷静に打ち取ったのは良かったですね。
変化球でストライクが取れていましたし、悪くない内容だったと思います。
そしてその裏、8回と同じように二死満塁。
ソト選手のヒットと四球が2つ、アブレイユ投手もボールが暴れて制球がままなりません。
ここで登場したのは途中出場の小川選手、仙台ではエラー連発でいいとこなしでしたが、今日はお見事でした!!
初球からセーフティバント、三塁の山村選手の前にコロコロ転がります。
山村選手が冷静に捌けば一塁は際どいタイミングだったと思いますが、もうライオンズの選手にはやられるイメージしかなかったんでしょうね?
慌てて弾いてサヨナラ内野安打になりました。
吉井監督も「勇気がありましたね」と誉めていましたが、変な欲を出さずに自身の一番得意なプレーをやりきったのはアッパレでした!!
まぁ、今日はマリーンズが勝ったというより、ライオンズが転んでくれたような内容でしたが、それでも同一チームに開幕から12連勝というのは凄いです。
パリーグタイ記録で、1956年の西鉄ライオンズ以来だそうです。
さすがに私も生まれる前ですからねぇ(笑)
ホークスはやっぱり負けてくれないので、今日もゲーム差はかわらず11のまま。
ついにマジック42が点灯だそうです。
もういくら何でも離れすぎだし、今から連勝したところで、それほどホークスはプレッシャーにも感じないかもしれません。
ただ、やっぱり諦めずに上を目指して戦うことが、結果的にCS進出にもつながってくるはずです。
まずは明日、ライオンズに13連勝決めて、マリーンズがパリーグに新しい金字塔を打ち立てることを期待ですね。
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