岡選手の先頭打者アーチで始まったゲーム。
バファローズ解説の野田さか曰く「先頭にホームランを打たれると、かえって気持ちが引き締まるのか、残りのイニングは好投することがままある」とのことでしたが、まさしくそんな感じでした。
バファローズの曽谷投手、7回103球を投げ、結局失点は初回の1点のみ、力のあるボールが低めにきていて、マリーンズ打線も付け入るスキがありませんでした。
一方のマリーンズの種市投手、ここ2戦は不甲斐ない投球。
特に前回の仙台でのイーグルス戦では、5回までパーフェクトに抑えていながら、6回にガタガタ崩れて6点リードをフイにしてしまっていました。
そのこともあってか、序盤から慎重な感じが見えましたね。
フォークをあまり投げずに、ストレートとスライダーを中心に組み立てていました。
制球重視ということだったのですかね?
ただ、こちらも低め中心の投球で、前回のようなビッグイニングを作られる雰囲気はありませんでした。
7回111球無失点、被安打は僅か4本、与えた四死球も1個だけですから、充分に汚名挽回といっていい内容でした。
なかなか援護できなかった打線も、9回、吉田投手を攻め立てて二死満塁。
打席の小川選手、見逃せばボールのような体の近くのインコース低めの速球を、縦振りというんですかね？バットをゴルフのアイアンのように使って、打球をショートとレフトの間に落としました。
ゲームを決定づける2点タイムリー!!
誉められた打ち方ではなかったのかもしれませんが、彼らしいしぶとさを発揮して、さすがの存在感を示しました。
救援陣は今日も益田投手をベンチから外していましたが、8回を横山投手、9回を鈴木投手が無失点に抑えてカード勝ち越しを決めました。
益田投手、コンディション不良なのですかね?
少し気になりますが、横山・鈴木両投手がプレッシャーのかかる場面でのクローザーも務められるようになってきているのは心強い限りです。
あと、4打席目で手首に死球を受けた岡選手、治療を終えてすぐに戻ってはきましたが、こちらも気になります・・・
外野は角中選手が抹消中ですし、高部選手も膝の痛みで離脱中。
来週のホークス戦を前にして、ちょっと厳しい状況になりましたね。
今日昇格即スタメンの期待のダイナマイト、山本選手も結果は4打数ノーヒット。
素人目には、一軍の主力投手のボールについていくには、もう少し時間がかかるかな?という印象です。
そのホークス、今日も勝ってしまって差は変わらず10ゲーム。
強いですねぇ・・・(笑)
もし、来週ホームで3タテ食わせても差は7ゲームですから、状況的にはほぼ優勝絶望ではあります。
おまけに主力の何人かが離脱ということだと、いよいよもって手詰まりですかね?
ただ、世の中何が起こるかわかりません。
それに、もし逆に3タテでも食らうようなことがあれば、いよいよ今季のパリーグの灯が完全に消えるということにもなりかねません。
マリーンズ、何とか意地を見せて、仮に離脱者が何人かいたとしても、しぶとく食らいつく戦いを見せてほしい!!
ホームの声援の後押しもあります!
旗色が悪かったとしても、狙うは3連勝、「手負いの鴎」の奮起に期待です!!
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