今年はなかなか序盤に点が取れないマリーンズ、今日は初めて初回に先制できましたね。
3番に入った藤原選手の二塁打から、ソト選手の四球を挟んでポランコ選手のタイムリー。
ただ、その裏にすぐに追いつかれて、5回までは高橋光成-種市の投げ合いで膠着状態になります。
貧打線同士の対戦?ですから、終盤までこのままいくのかと思いきや、ライオンズが6回に投手を代えてくれました。
光成投手といえば昨年は0勝11敗、ただ、それでもローテを外れなかった、ある意味まぎれもないライオンズの中心投手です。
しかも球数はまだ89球、打たれもしていないのに何故代えるの?と訝しく思う交代劇でした。
でもマリーンズは救われましたね。
二番手は左腕の佐藤投手でしたが、左打者達が左腕投手を捉えました。
ポランコ選手の二塁打に始まり、高部選手のセーフティバントが三塁線に決まって一三塁。
上田選手四球の後、都志也選手が内野安打のタイムリー(内野安打とはいっても捉えた鋭い打球でした)
佐藤投手、150K台のストレートで押し込もうという意図は伝わりましたが、要所で制球が甘くなりました。
左投手は左打者相手の方が投げづらい、とは言われますが、そんな感じだったんですかね?
最近は「左右病」などと揶揄されることが多い吉井監督ですが、今日は慌てて右打者達を代打に送ることもなく、落ち着いた采配が奏功しました。
上田選手の打席で「代打奨吾」があるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが・・・(笑)
まぁ、相手が左腕だからといって、いつも代えていたら、永遠に左腕投手は打てなくなりますからね。
これから、ちょっと「左右病」は考え直してほしいかな。
結局この6回でゲームが決まった感じでしたね。
藤原選手と高部選手が猛打賞、上田選手・都志也選手・小川選手にも打点がついて若手から中堅に差し掛かろうとする左打者達が皆結果を出しました。
相手の先発が左投手でも、このままスタメンで出続けてもらいたいと思わせる活躍でした。
種市投手は、それほど好調そうには見えず、ストレートの最速が150Kに届きませんでしたが、フォークが鋭く落ちて、何だかんだでゲームをまとめて7回1失点。
今季初勝利です、良かったですね。
ただ、明日のライオンズ先発は左腕の菅井投手。
ほぼ完全にレギュラーを獲った感のある高部選手以外にも、藤原・上田・小川はしばらくスタメン固定にしてほしいんですけどね・・・
「左右病」復活の嫌な予感はあるにはありますね(笑)

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