【Bu1-9M】こんな試合が出来るんだ

半ばヤケクソ気味の?横山投手の先発起用でしたが、素晴らしい内容でした。
初回から150Kを超えるストレートを中心に、打者を押し込みながら制球も安定していましたね。
4回までは0-0、今日も援護は期待できなさそうでしたが、オープナーとしての起用を除けば実質初先発ということですから、援護だとか勝ち投手だとか余計なことは考えていなかったのかもしれませんね。

結局5回66球無失点、まだまだいけそうでしたが最初から5回までと決めていたのかな?
吉井監督、早めの継投で6回小野、7・8回高野、9回菊地と繋ぎました。

そして驚いたのが打線。
5回に1点を先制すると何と12安打9点!!
私が見たのは本当にマリーンズの打線だったのでしょうか・・・??

今日はこちらもヤケクソですかね?
両外国人をスタメンから外してきました。

ただ、結果的にはそれが当たった形になりましたね。
ソト選手に代わってファーストに入った池田選手が2打席連続アーチで、5打点の大暴れ。
彼、昨日のレフトフェン直の二塁打から、上手くタイミングがあっている感じでしたからね。
2本ともドンピシャで捉えて、「打った瞬間」の綺麗な弾道でレフト2階席に叩き込むお見事な一撃(二撃?)でした。

また、今日は初回から珍しく足を使った攻撃もありました。
トップの藤原選手が左前打、一死後、三番に入った安田選手の打席で藤原スタート。
安田もレフト前に落として一死一三塁のチャンスを作りました。
結果的に点にはなりませんでしたが、これまで頑なに盗塁を企図することのなかった打線でしたから、バファローズ先発の田嶋投手に「ん?、ちょっと違うぞ」と思わせたかもしれませんね。

吉井監督も極端な左右病の発症を抑えて、左打者を4人スタメンで起用。
うち藤原・安田・寺地の3人がマルチヒットで、それぞれ得点に絡みました。
相手が左腕で、サイド気味のスリークォターだといっても、右打者なら打てて左打者はダメ、というわけでもないですからね。
実際、4番に入っていた右の石川選手は2打席凡退でポランコ選手に代えられていました。
もう、右には左、左には右という紋切型の考え方自体が古いのだろうと思います。

何はともあれ、ヤケクソ采配が当たって?今季バファローズから初勝利。
こんな試合が出来るんだ?とビックリさせられました。

でも横山投手、これからどういう起用法になるのかが気になります。
サイドハンドから155K以上のストレートを投げる剛腕投手。
先発ならエース候補、救援ならクローザー候補といっていい人材です。
どちらかというと、荒れ球が持ち味となっている投手ですから、一人の走者も出せないような緊迫した場面で出ていく救援よりは、6回投げてゲームを作ってくれれば合格の先発のほうが向いているのかもしれません。

ただ、絶対にやめてほしいのが、どっちつかずで便利屋として使い潰してしまうこと。
先発だったらきっちりローテに入れてほしいし、救援なら勝ちパターンの1イニングで使ってほしい。
同期の佐々木朗希以上に才能のある投手かもしれません。
過保護にしろとは言いませんが、無理使いだけは厳禁だと思ってます。
これからのマリーンズの屋台骨を背負っていく投手ですからね。

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