最後は2点リードながらも一死満塁でフルカウント。
ヒヤヒヤでしたが、中森投手、落ち着いていましたね。
攻めていく目をしていたので何とか大丈夫だろうと思っていましたが、最後は吉川選手をセカンドゴロゲッツーに打ち取ってゲームセット。
難しいバウンドになりましたが、小川選手も上手く捌いてくれました。
ジャイアンツの阿部監督はダメ元リクエストをしていましたが、映像でもはっきりボールの一塁到達の方が速かったですね。
これで交流戦の全日程が終了、マリーンズは10勝8敗で勝ち越し、ジャイアンツには結果的には3タテ食わせる幕切れでした。
順位はライオンズと並んで4位、上位といっていいのですが、上の3チームがいずれもパ・リーグなのでちっともゲーム差が縮まりません(笑)
でもまぁ、これは仕方ないですね。
少なくとも永遠に泥沼が続きそうだったシーズン序盤に比べれば、はるかに内容のある、いい野球をしたと思います。
打線では4番の山本大斗、投手ではクローザーの中森、若い二人が投打の軸となって定着化しつつあるのが大きいと思います。
チームがどん底状態の時は若手にとってチャンスとは、昔からよく言われますが、二人だけでなく若手から中堅一歩手前の選手達が奮起してレギュラーを勝ち取りつつあります。
藤原・寺地・安田・池田・友杉、そして西川らの野手。
田中・木村・横山らの投手。
サブロー氏が二軍から上がって来て、妙なベテラン優先の忖度?起用がなくなって彼らが伸び伸びプレーしているように見えます。
今日も西川選手が2点ビハインドの3回、一死一二塁から右中間を破る三塁打。
アップアップだった先発のサモンズ投手を助けました。
不思議なもので、それまで大汗をかきながらいかにも身体が重そうだったサモンズ投手、同点になって急にリズムが良くなりましたね(笑)
さらに5回には、池田選手が二死一二塁からレフト線への勝ち越しのタイムリー二塁打。
彼らしい芯を食ったドンピシャの当たりでしたね。
結果的には、どうにか5回3失点にまとめたサモンズに勝ちがつきました。
今年の交流戦を象徴するような勝ち方でしたね。
さて、今週金曜からは強い?パ・リーグ相手の通常リーグが再開。
ただ、目先に囚われず、今結果を出しつつある若手クラスはそのまま使い続けてほしい。
実際、私を含めたマリーンズファンの多くは、今から優勝してほしいとか、CSに出てほしいとかいうより、しっかり来年優勝争いが出来るように、生え抜きの勢いのある選手達が経験を積みながら、地力をつけてほしいという思いが強いと思います。
今季初めて、今後の光明らしきものが見えた交流戦でした。
一過性にならないことを祈るばかりです・・・

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