【L1-2M】勝つには勝ったが・・・

まぁ、連敗が止まったのはメデタシです。
ただ、勝つには勝ちましたが、あまり内容は良くないゲームに見えました。
マリーンズ先発の田中投手、5回97球1失点。
ヒットは打たれていないとはいえ、ボールが高めに浮きがちで、四球5つも出してますからナイスピッチとは言えません。
よく1点で済んだな?という感じでしたが、ピンチで決定打を許さなかったのは彼のメンタルの強さなのかもしれません。

彼、一球毎にたっぷりロージンを使うので白煙を上げながら投げているようになるのですかね?
毎試合のように打者や相手ベンチからクレームが来ていますが、今日も何か言われてました。
ただ、それでリズムを崩して投球がおかしくなる、ということはないので結構メンタル鋼系かもですね?
別にルール違反をしているわけではないので、極端に気にする必要はないように思います。

それはともかく、今日は2番手の廣池投手が正真正銘のナイスピッチでした!!
6・7回を投げ打者6人をパーフェクト。
何より投げっぷりがいいですね。
ストレートで押しながら、タイミングを外すフォークも決まっていました。
沈滞気味のゲームに喝を入れたというか、流れを引き寄せる勢いのある、小気味良い投球でしたね。

打線は初回、いきなり藤原選手と寺地選手の連続2塁打で先制するも、その後はチャンスを作れどもあと一本が出ない得意の?フン詰まり攻撃。
タイムリーが出ないというだけでなく、ちょっと走塁判断も良くなかったのでは?
1-1の同点で迎えた6回表、一死二三塁で上田選手の打席。
前進守備のセカンドの後ろへの小飛球となりますが、必死に背走したセカンドの仲田選手が後ろ向きでキャッチ。
ここ、三走の西川選手、タッチアップ行けなかったかな?
仲田選手はかなり無理な体勢でしたからね・・・
リプレイ映像を見ると、ポテンヒットの可能性があったからか、捕球される前に三本間に出ちゃってましたね。
タッチアップ体勢でベースにつきながらヒットになっていたとしても、充分還ってこれたはずですから、ミスとは言わないまでも残念なプレーではありました。

もう一つ、8回表の一死二塁からソト選手のセンター前ヒットの場面。
この時の二走も西川選手だったのですが、打球が落ちるのを確認してからのスタートだったので三塁ストップ。
それほどギリギリというわけではなく、普通にヒットになっていた打球ですから、早くスタートしていればホームインだったと思います。
彼、打席では思い切りの良いフルスイングが売りの打者ですが、走塁は慎重派なのかな?
足自体は速い部類の選手のはずなんですけどね・・・

何だか口うるさいケチ付けオヤジ状態になっていますが(笑)、さらにもう一つ。
9回表、安田選手のタイムリーで待望の勝ち越し点が入ってなおも二死一三塁、さらに無警戒のバッテリーから安田選手が二盗成功で二三塁。
ソト選手の打球は三塁線ギリギリに飛び、ラインを詰めていたサードのデービス選手が少し弾きます。
「やった、追加点」と思いましたが、ボールを拾い直した山なりの送球だったにもかかわらず一塁はアウト。
あれもソト選手、全力疾走していたのかな?
普通の選手だったら内野安打になっていたはずですが・・・

結局その裏、イニング跨ぎになった高野投手が二死三塁のピンチを作りながら、最後の仲田選手をセンターフライに討ち取ってゲームセットにはなりましたが、4点ぐらい取って余裕を持って勝てていたゲームだったのではなかろうか?と思っちゃいますね。

せっかくの勝ちゲームだというのに、いろいろケチ付けちゃいましたけど、ともにイニング跨ぎとなった廣池投手と高野投手はお疲れ様でした。
今のマリーンズの救援陣の苦しさがあらわれていましたが、二人の投球がチームを救いましたね。
特に廣池投手が勝ちパで使えるメドが立ったことは大きいと思います。

来週前半はホームに戻ってホークス3連戦。
投打ともに状況は苦しいと思いますが、一つ一つのプレーに集中してもらって、いい野球をしてほしいものです。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です