いやぁ、良かった。
最後は3点差の二死二塁とはいえ、打者は近藤選手、今日は二打席連続の一発いかれてます。
ホームランを警戒して四球でも出したら次打者は山川選手、3ランでたちまち同点が頭をよぎりました。
益田投手、フルカウントから落ち着いて低めに投げましたね。
何とかファーストゴロに打ち取って通算248セーブ、いよいよ名球会まであと2つです。
今日はチバテレのゲスト解説だった達川さん。
マリーンズとは縁がなく、ホークスのコーチを二度務めた方ですが、今日はチバテレということもあってしっかりマリーンズの選手に寄り添った解説をしてくれていました。
そもそも、なぜ達川さんがゲスト解説だったのかは謎ですが(笑)、厳しい中にも温かみがあり、私は面白かったです。
益田投手に対しても、はっきり力が衰えていると指摘しながらも、とにかく三振を取ろうなどと思わず丁寧に低めに投げろとアドバイス。
益田投手、先頭の牧原選手のライト前ヒットの後、達川さんの声が聞こえたかのようでした。
しっかりと間を取って決して慌てず、厳しいところに変化球を集めていました。
ゲームセットの後は、精魂尽き果てたような表情でしたが、打線がいい流れで点を取って、先発の種市投手が8回途中まで投げていたゲームですから、自身の記録のことだけでなく、種市の勝利投手、何よりチームの勝利を潰すわけにいかないと、相当なプレッシャーがかかっていたのかもしれませんね。
達川さん、その種市投手に対しては、もっとインコースのストレートで勝負しろと盛んに言ってました。
そして、種市の力はこんなもんじゃないと歯痒そうでしたね。
カープの監督としては成功されたとは言えなかった方ですが、特に投手の特徴を捉える眼力や打者心理を読み切った配球解説は流石と思わせられました。
面白かったのは「マリンはこんなに涼しい」の一言。
暑さばかりが喧伝される今年(というかここ数年)の夏ですが、瀬戸凪の広島に比べれば大したことはないそうです。
確かに、海風吹く幕張は気温ほどの暑さは感じないですからね。
すっかり達川さんの話になってしまいましたが、ゲームとしては充分ナイスゲームと言える内容でした。
二軍で結果を残した山口選手の昇格即スタメンが当たりました。
2回にソト選手、池田選手を塁上に置いていきなり3ラン!!
ホークス先発の前田投手の外角やや低めのチェンジアップですかね?
かちあげるように捉えて一撃でレフトスタンドまで運びました。
今日は4打数3安打4打点の大暴れ、スタメンを外れた大斗選手もウカウカできなくなりました。
ファーストでスタメンに入った池田選手も猛打賞でしたから、内外野のポジション争いはますます激しくなった感じです。
ただ、やってる選手達は大変でしょうが、ファンとしては大歓迎です。
山口選手もまだ24歳、今日は小さな娘さんも初めて生観戦されていたそうですが、ご家族のためにもどんどん稼ぎたいでしょうからね。
レベルの高い争いをしてもらって、結果を出した人がスタメンに入るのが健全な形です。
外野では大斗、西川、山口が争い、ファーストは大御所?のソト選手を上田、池田が追いかける構図になっています。
藤原選手や安田選手も、まだレギュラー確定とまでは言えませんし、今季だけでは決着はつかないでしょうが、皆自身の持ち味を生かしてアピールを続けてもらいたいですね。
ホーム6連戦の初戦をいい形で取ったマリーンズ。
明日は前回不甲斐ない内容だった石川投手が古巣相手に先発。
達川さん、彼の調子の良し悪しは投球の間でわかる、とコメントされていましたが、彼らしく投球間隔の短いテンポの良い投球で、どんどんストライクを取っていってほしいですね。

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