【F9-4M】道産子リレーは木っ端微塵

何だか初回で決められちゃった感じですね。
3年ぶりの先発の河村投手、先頭の五十幡選手に四球出すと、ファイターズはやりたい放題。
一死を取るものの二盗、三盗を立て続けに決められ、3番の野村選手にタイムリー、4番のレイエス選手には甘い変化球をライトスタンドに運ばれていきなり3点差。
好調のチームなら「3点ぐらい何するものぞ」なんでしょうが、今の彼我の実力差を思えば、ほぼ絶望的に思える点差でした。

河村投手、気の毒ではあったんですよ。
山本球審、序盤は激辛判定で、際どい球がほとんどボールだったですからね。
特に五十幡選手の打席は、TV画面ではストライクに見えたボールが2球ありました。
三振でもおかしくなかったと思います。
久々の登板だっただけに、いきなり四球与えて好きなように走られたんじゃメンタル的にも苦しいですわね。

ただ、ファイターズ先発の福島投手との差は、力で押せるストレートを持っていたかどうか、ですかね?
福島投手は序盤から飛ばし気味で、155K前後のストレートでねじ伏せてきましたが、河村投手は145K程度しか出ませんから、どうしても際どいところを狙いにいって、カウントを苦しくして甘くなったところを捉えられるという、典型的はKOパターンに嵌ってしまいました。

あと、寺地捕手のキャッチングもどうなんだろう?と思っちゃいました。
彼、際どい球を捕球してからストライクゾーンにミットを寄せるキャッチングを良くするのですが、アレやったときはほぼ100%ボール判定になっているような気がします。
球審にしてみれば、「ホントはボールですけどストライクにして下さい」とでも言われているような気がしないのかな?

結局河村投手、3回2/3で103球も投げさせられて5失点。
ファイターズ解説の岩村ガンちゃんは優しいから?「もう1回見てみたい」と言ってくれていましたが、残念ながらファーム直行になりそうです。

その河村投手の後を引き継いだのが菊地投手、彼も今カードから一軍復帰してきました。
4回二死一二塁からの登板、その回は野村選手の鋭い打球を今日はスタメンサードに入った池田選手が横っ飛びで押さえるファインプレーに救われてチェンジとなりますが、5回に捉まりました。
二死を取るものの、有薗選手に四球、清宮選手にタイムリー二塁打、田宮選手にライトに2ラン・・・
ゲーム中盤でダメのダメを押されてこの時点でスコアは8-1。

河村投手・菊地投手とも地元の北海道出身ですが、故郷に錦を飾る(古い表現ですね・・・(笑))どころか、木っ端微塵に粉砕されてしまいました。
二人とも似たタイプで、オーソドックスな本格派ですが、ストレートの球速は145K前後。
現代野球、あの手のタイプは少なくとも150K以上の球速が出ないと厳しいのかもしれません。
コーナーの際をついても、ボールに取られたらそれまでで、力で押し込むことができないですからね。
ファイターズ打線は、いつかは打ち頃の?ストレートが来るから際どいゾーンは余裕を持って見送れていたのかもしれませんね。
二人が今後、プロで生き残るには何としても球速をアップさせるか、思い切ってフォームを変えて腕の位置をサイドかアンダーまで降ろすかということになるのかもしれません。

打線は、最終的にはファイターズの9本を上回る12安打を放って4点を取りましたが、あまりにも序盤の失点が大きすぎでしたね。

これで何連敗でしたっけ?
明日は移動日なしで福岡でのホークス戦。
またコテンパンにやられる予感しかしませんが、先発はサモンズ投手ですから、5回ぐらいまでは何とかゲームを作ってくれるかもしれません。
もう3タテとか勝ち越しなんて言わないから?せめて接戦には持ち込んで、何とか3連戦のうち1つぐらいは取ってほしい。

こんなささやかな?望みを持つことすら贅沢に思えちゃいますね(笑)

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