【M2-1F】こんな勝ち方できるのね

ファイターズの新庄監督、セオリーに拘らない彼らしい面白いオーダーを組んできましたね。
1~3番にスラッガータイプの水谷・マルティネス・レイエス選手を並べて、どちらかというとチャンスメーカータイプの石井・田宮選手を4・5番。
長打力のあるポイントゲッターの前に、出塁率の高い打者を置くのが常道ではありますが、打順の多く回ってくる上位にホームランを打てる打者を置くというのも、一つの考え方ではあると思います。

面白いのは、初回の攻撃で1・2番が機能したのはマリーンズの方だったことかな?
ファイターズの先発は高卒新人の柴田投手、オープナーとしての起用でしたが、トップの高部選手がいきなりライト線への二塁打、2番の西川選手が彼らしい押っ付ける打球でライト前にはじき返していきなり先制!!
あっという間でした。

ただ、ファイターズも4回に追いつきます。
二死から4番に置いた石井選手が四球、田宮選手がやはりライト線に持っていって同点。

その裏、マリーンズは代わった金村投手から、最近好調の藤岡選手が右中間に叩き込んですぐに勝ち越し。

まぁ、今日のゲームはファイターズの奇策?がどうとか言うより、マリーンズ先発の種市投手が素晴らしすぎでした!!
スタミナは充分ながら、いつも球数が多くなりがちな彼ですが、今日はストレートもフォークも低めにズバスバ決まってストライク先行の投球。
7回には清宮選手のライト前ヒットから、山縣選手にサードの頭をワンバウンドで越されて一走清宮がホームを狙う場面もありましたが、レフトの西川・ショートの小川が上手く中継してギリギリタッチアウト。
味方の好守に救われながらも、4回の勝ち越し点を守り切って116球、被安打4、奪三振11、与四球2で1失点完投。
9回になってもボールの威力はまったく衰えず、最後は三振2つとショートゴロで三者凡退。
8連戦の2戦目、救援陣を休ませるアッパレな内容でした。

彼がシーズン序盤からこんな投球をしていれば、今の順位にはいなかったと思いますが、それは今さら言ってもですね・・・(笑)
今季の残りと来季、この内容を続けてくれることを期待です。

あと、ファイターズではショートの山縣選手の活躍ぶりが目を引きました。
前述のあわやタイムリーの二塁打もですが、右に左に打球に飛びついて、3本ぐらいマリーンズのヒットを防いでいました。
何か、お地蔵さんがニコニコしているような愛敬のある風貌で、ファイターズのファンでなくても好きになってしまいそうですが、プレーは俊敏です。
水野選手も攻守のショートですが、ファイターズはいい内野手が出てきますね、羨ましい・・・(笑)

ともあれ、マリーンズは藤原選手の登録抹消がありながらも(不調でもないのにスタメンを外れていたから訝しく思ってはいたのですが、背中を痛めていたみたいですね)、今季初めて僅少差を先発投手が守り切っての快勝。
ホント、こんな勝ち方できるのねってとこですが、今季やられっぱなしのファイターズに、せめて明日、ホームでカード勝ち越しを決めてほしい。
木村投手-達投手のマッチアップ。
ともに将来のエースを嘱望される若手同士です、木村君、負けるな!!

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“【M2-1F】こんな勝ち方できるのね” への2件の返信

  1. ホント種市に尽きますね!
    実に素晴らしい投球内容でした。
    なんか最後まで安心して観ていられましたね。リリーフを休ませられたことも大きいですし。

    藤原恭大が欠場を続けていたここ数試合も打線はそれを感じさせないほどよく打ってましたし、全体的によく振れているので、抹消期間中も然程大きな影響はないのかな、なんて思ってます。
    9月最強のマリーンズで来季への飛躍の序章を描きたいですね。

    1. コメントありがとうございます。
      ここにきて、ようやく種市投手・小島投手が主軸らしい投球を見せてくれていますね。
      もう、どう足掻いても今季の順位は上がらないと思いますが?
      少しでも来季に繋がる内容のあるゲームを続けてほしいですね。

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