【M1-2E】どうやって点を取るのか?

美馬投手の引退試合に加えて、植田選手のプロ初ヒットも飛び出すゲームになりましたが、勝ち切れませんねぇ・・・
らしいと言えばらしいのですが、4連勝の後4連敗、今季を象徴しているゲームでした。
とは言っても先発して一人だけの登板だった美馬投手、一死から打者二人を抑えた澤村投手を引き継いで2回から登板のサモンズ投手、大好投と言って良かったと思います。

投げてみないとわからない彼ですが、今日はいい方が出てましたね。
ストレートに力があって、ほどほどに荒れながら狙い球を絞らせていなかった感じでした。
6回95球無失点、今季最後の登板ですから勝ち投手になってほしかったのですが、気の毒でした。
シーズン通算では5勝5敗、防御率3.78。
かなり微妙な成績ですが、来季の契約がどうなるのか?
気になりますね。

結局8回に高野投手が捉まって1点リードを守り切れなかったのですが、今季の彼の獅子奮迅ぶりを思うと、とても責められません。
一死一二塁から浅村選手を浅いライトフライに打ち取り、村林選手も追い込んで「さすが高野、もう大丈夫」と思わせてくれたのですが、変化球が甘く入りました。
彼らしくなかったのですが、見逃さずにレフトの頭を超える快心の当たりを放った村林選手も流石です。
さらに黒川選手にも上手くレフト前に運ばれて逆転・・・
高野投手、彼らしくなく、肝心なところで甘く入っちゃいましたね。

でも、敗因はそこというより、相変わらずのフン詰まり攻撃を繰り返した打線かなぁ、とは思いますね。
相手の5安打を上回る9安打を放ちながら、送りバント失敗2回、ゲッツー2回ですから流れ悪すぎ、逆転もされようというものです。
特に3回、先頭の植田選手がプロ初安打を放ちながら、和田選手がバント失敗、西川選手がいきなり打ってショートゴロの場面。
解説の清水直さん「点を取るビジョンがない」という趣旨のことを、珍しく厳しい口調で言ってましたね。
まったくその通りだと思います。
確かに西川選手は今のマリーンズでもっともヒットが期待できる打者、でも超俊足の和田選手が一塁にいて、しかもバント失敗の直後。
簡単に打ってでるというより、一球ないしは二球は待って和田選手に走ってもらった方が得点確率は高まるでしょうし、それがチームプレイというものではないでしょうか?
西川が悪いというより、「どうやって点を取るのか」という意思がチームに共有されていないということなんでしょうね??
まぁ、簡単に3連打が出るならどこのチームも苦労はしないのでは・・・(笑)

残念な敗戦ではありましたが、美馬投手は長い間おつかれさまでした。
インタビューに応えた現・元チームメイトたちが口々に「優しい人」と言ってましたね。
よっぽど性格の良い人なのだと思います。
あの強面の?澤村投手が大学(中大)の先輩として、ものすごく慕っているそうですから、素晴らしい人間性なのでしょう。
ファームのコーチとか、向いているのかもしれませんね。
ぜひ、指導者としてマリーンズに戻ってきてくれることを願っています。

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“【M1-2E】どうやって点を取るのか?” への2件の返信

  1. 美馬の引退試合だけに勝ちたかったですけれどもね。
    残念でした。

    先制打を放った池田でしたが、二塁守備では少し拙いプレーがありましたね。
    そして気になったのはミスをした後、それを引きずってしまっているようなところでした。この辺のメンタル面の切り替えが来季への課題ですかね。

    最終回も見せ場は作りましたけれどもね。
    高部のバントが決まっていれば、ですとかココも色々あるわけですが…。
    紙一重なんですが、その紙一重を乗り越えることが出来ないひ弱さをキャンプでしっかりと克服して欲しいと思いますね。

    1. コメントありがとうございます。
      池田選手、タイムリーは良かったですが、セカンド守備の不安定さも目立ちます。
      芯を食った時の打球の鋭さは目を見張るものがありますから、内野の便利屋で終わってほしくはない選手ですね。

      最終回で言えば、上田選手の見逃し三振はやっぱり残念。
      サードのポジションを争う安田選手の代打ですから、彼としても来季へのアピールチャンスだったはず。
      最後のストレートに「ボールじゃないのか?」とばかりに天を見上げていましたが、センターカメラからはストライクに見えました。
      池田・上田・安田・・・
      なかなか抜け出す選手がいませんねぇ・・・

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