この時期は毎年同じことを言ってますが(笑)、ホント1年早いですね。
今年はマリーンズが壊滅的な状態でしたし、甲子園や都市対抗でも千葉のチームの上位進出はありませんでしたから、あまり良い話題の10大ニュースにはなりませんでした。
なんといっても気になるのが、マリンスタジアムの建て替え問題ですが、これも屋外型かドーム型か、なかなかはっきりしませんでしたね。
ちょっとモヤモヤ感の残るシーズンになってしまいましたが、あくまで勝手に選んだ10大ニュース、ご覧いただければ幸いです。
1.千葉マリンスタジアム、建替へ
やっぱりトップはこれですかねぇ。
マリンはマリーンズの本拠地としてだけではなく、アマチュア野球や少年野球でも積極的に使われている市民球場でもあります。
プロ・アマともに県球界最大の関心事と言って良いと思います。
開場は2034年を予定しているようですが、屋外型か密閉ドーム・開閉式ドームのいずれになるかはまだ決定していません。
ドームか否かということもあるのですが、健康被害や環境汚染が取り沙汰され、欧米で規制の動きが強まっている人工芝を採用してしまうのはいかがなものか?
と個人的には思っています。
東京ドームの小型版のような無機質な球場にはなってほしくないかな。
いずれにしても一旦作ってしまえばそう簡単に壊すことなど出来ません。
決して急がず、(野球ファン以外の人も含めた)市民・県民の声を聴きながら慎重に決めてほしいですね。
神谷市長、市議会の皆さま、そしてロッテ球団経営者の方々、お願いしますね。
2.マリーンズ、二軍本拠地は君津に
千葉のチームでありながら、ファームはライバル?の埼玉にあるマリーンズ。
元々浦和の施設は一軍本拠地が川崎の頃に作られたものですから、仕方のない面もあったのですが、ようやく二軍も千葉県内に本拠を置くことが決まりました。
こちらは2030年の開場だそうです。
里崎氏は何かにつけて、君津は不便アピールを繰り返していますが、交通至便の所は球場を作れる場所を確保するのも大変でしょうし、広々とした練習スペースが確保できるのなら、私は良いと思います。
単なる二軍チームとしてだけでなく、君津市の方々に愛される存在となってほしいですね。
3.マリーンズ、今季は断トツ最下位
朗希投手の流出、ソト選手に見え始めた年齢的な衰え、といったあたりが影響しましたかね?
前評判は低くはなかったシーズンでしたが、浮上のキッカケを掴むことなく、最下位に沈んだままのマリーンズでした。
新人王を獲った西川選手や、山本選手・寺地選手といった若い芽が芽吹いてきたことは好材料と言えなくもありませんが、まだまだ来季は期待大とまでは言えないと思います。
とにかくキャンプから鍛え上げて、個の力を伸ばしていってほしいものです。
4.市立船橋、決勝土壇場で4点差を逆転
夏の高校野球県大会決勝、組み合わせは市立船橋と八千代松陰になりました。
そして何とも凄いゲームになりましたね。
3-3で迎えた延長タイブレーク、先攻の松陰は打線が繋がり一気に4点。
さすがに決まりかと思わせましたがその裏、市船も三上投手を捉えて5点を取って逆転サヨナラ!!
千葉県大会決勝は、毎年のように大接戦になりますが、極めつけの展開でした。
ただ、ダークホースにもあげられていなかった松陰ナインの進撃も見事でしたね。
5.マリーンズ、新監督にサブロー氏が就任
ついに2005年の優勝・日本一の生え抜きメンバーから新監督が選ばれました。
いきなり「昭和のキャンプ」を標榜して秋季もかなり厳しい練習をしていたようです。
私はいいと思います。
最下位のチームがメジャー流とかカッコつけてる場合じゃないですからね(笑)
今季のドン底から上がっていくだけですから、ある意味やりやすい部分もあろうかと思います。
生え抜きの意地とチーム愛に期待です。
6.かずさマジック、都市対抗出場ならず渡辺監督退任
HONDAが埼玉所属から東京所属に代わったことで、都市対抗の南関東枠が一つ減らされて本戦出場が2チームになってしまいました。
君津市の日本製鉄かずさマジックは、第2代表決定戦の手前で千葉市のJFE東日本に惜敗、本戦出場はなりませんでした。
元マリーンズの渡辺俊介監督も退任、今年は東大に進学したご子息が神宮のマウンドで活躍して話題になりましたが、ご本人にとっては無念のシーズンだったかもしれません。
ただ、指導者としてプロの舞台に帰って来ていただきたい人ではありますね。
7.千葉スカイセーラーズ、BCリーグに加盟
千葉県唯一の独立リーグ球団である千葉スカイセーラーズですが、来季からのBCリーグへの参入が決まりました。
神奈川のチームと2球団でリーグを組んでいましたが、果たして2球団でリーグというのか?という状態でしたから、良いことだと思います。
BCリーグ、2006年の発足時は北陸と信越のチームばかりでしたが、今では関東・東北にも拡大して、毎年NPBに選手を送り込むようになっています。
今後ビッグスポンサーがつけばNPBに対抗しうる存在になっていくかもしれませんね。
8.専大松戸、秋季関東大会4強入り
今季は春は千葉黎明、夏は市立船橋に甲子園を譲った専大松戸ですが、さすがの本命ぶりを発揮して秋の県大会を制します。
関東大会では山梨に乗りこみますが、準々決勝で栃木の文星芸大付属にコールド勝ち、4強に進出して来春センバツの出場をほぼ確実にしました。
専松ももはや新興チームというより、甲子園常連の強豪校といって過言でない位置まで上がってきました。
一気に日本一を目指すぐらいの気概で臨んでいただきたいですね。
9.国際武道大、松本大にまさかの敗戦
今年はマリーンズだけでなく、アマも不振だった千葉球界ですが、大学野球もしかり。
今年の秋季リーグを制し、神宮大会予選の横浜市長杯に臨んだ国際武道大ですが、初戦で長野の松本大にまさかの敗戦。
それも8回までリードしていながら、土壇場でうっちゃられる後味の悪い負け方でした。
これまで千葉の大学野球を牽引してきた武道大、大学選手権で2年連続準優勝の実績もあります。
六大学や東都のチームに一泡吹かせるどころか、はるか手前での敗退でしたが、早期の復活を願いたいものです。
10.西川選手、新人王獲得
最後になってしまいましたが、マリーンズどころか、千葉球界全体としても唯一の?明るいニュースだったかもしれませんね。
期待のドラ1でしたが、シーズン序盤は絶不調。
一旦ファームに落ちてから立て直して規定打席到達、打撃成績6位の0.281ですから立派なものです。
俊足で守備も上手いですし、順調にリーグ(日本かな?)を代表する選手まで登っていってほしいですね。
あんまり早くメジャーに行かれるのも困りますが(笑)、来季はタイトル争いに絡むぐらいの期待はしたいと思います。
以上が2025年の勝手に決めた千葉球界10大ニュースです。
マリーンズはじめ、アマチュアチームにも全国での目立った戦績がなかったので、どうしても球場関係のニュースが上位に来てしまいました。
もちろん新球場のことも、ものすご~く気になるのですが、各チームにもワクワクするような進撃を見せてほしいです。
来年、千葉球界、そして当サイトをご覧いただいた皆様にも素晴らしい一年となることを祈念して本年最後の投稿とさせていただきます。
皆さま良いお年を!!
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