「サイン盗み」疑惑、昨日習志野の小林監督のコメントがあったようです。
要約すると、サインを盗みはするなと普段から言っている、(星稜だってやってるでしょ、と言ったとされていることについて)相手監督の言い分を聞くしかない状況で特別対応するわけではなかった、ということです、
相手監督と違って、落ち着いたコメントだったようですね。
また、審判団の見解でも(疑わしい行為は)なかったということのようです。
しかし、それにしても次戦の市和歌山戦、習志野だけでなく市和歌山にとっても戦いづらい一戦になってしまいましたね。
勝てば勝ったで「相手の精神的動揺につけこんだ」などと言われかねませんしねぇ?
習志野と市和歌山、ともに大都市に隣接する海沿いの半島県に位置する市立高同士、野球部も伝統がありともに名選手をプロに送り込んでいます(習志野OBでは谷沢健一さんや掛布雅之さん、市和歌山OBでは藤田平さんや正田耕三さん)
昨今の甲子園で、ベスト8以上で公立校同士の対戦は珍しくなりましたし、何かと共通点が多い、楽しみなカードのはずなのですが・・・
両校ナインには、騒動は気にせず、ゲームに集中してと言いたいところですが、実際難しいでしょうね?
まったく、星稜の監督も罪なことをしてくれたものです。
今回の騒動、ネット上では既に多くの方が指摘されていますが、立証責任は星稜側にあります。このまま「言い逃げ」では習志野高校関係者はもちろんのこと、「ナラコウ」の甲子園での奮闘を楽しみにしていた多くの習志野市民、千葉県民も納得できないのではないでしょうか。
星稜の山下名誉監督は、お騒がせして申し訳ないと高野連に謝罪したそうですが、習志野の不正行為を証明できないのなら、高野連だけでなく、習志野サイドにもキッチリと謝罪してほしいですね。
そして、明日日曜の習志野-市和歌山戦、両校ナインの健闘を期待しますし、私はテレビの前で習志野の応援をします。
禍い転じて福、ではありませんが、この騒動がかえってナインの結束を高める、なんてこともあるかもしれません。