苦しい苦しいゲームでしたが、習志野、良くモノにしました。
市和歌山を4-3で下してベスト4進出です!!
しかし、それにしても(繰り返しになりますが)苦しいゲームでしたね。
継投上手で知られる小林監督も、今日は岩沢投手の先発が裏目に出て序盤からビハインドの展開。
これまで出なかった守備の乱れや走塁ミスもあり、何か習志野ナインの焦りが伝わってくるような前半でした。
5、6回の連続得点は、ともに一旦チャンスが潰えた後、まさしく「もぎとった」と表現すべき一点ずつでしたね。
4回から登板の相手エースの岩本投手、左腕から角度のある速球を制球良く投げ込んでくるなかなかの好投手、攻略は簡単ではなさそうでしたが、粘り強い攻撃が実を結びました。
今日はあんなこと(サイン盗み)を言われた後の試合、どうしても負けたくない習志野ナインの執念がほんの少しだけ市和歌山を上回ったということだと思います。
ただ、市和歌山も素晴らしいチームでした。
8回に打球が当たり、飯塚投手がマウンドにうずくまった場面、スプレーを持って一目散にマウンドに駆け寄ったのは市和歌山の選手でした。
普段から半田監督の良い指導が行き渡っているのでしょう。
胸が熱くなるいい光景でした。
(決してどこぞの監督への当てつけではありません・・・念のため)
超強豪の智弁和歌山と同県のチームですから、夏の出場は難しいかもしれませんが、ぜひ甲子園でもう一度見たい好チームだったと思います。
さあ、そして習志野、もうここまで来たら頂点を狙ってほしいですね。
決して図抜けた選手がいるわけではありませんが、接戦の強さは折り紙つきです。
県勢初のセンバツ優勝目指して、レッツゴー習志野!!