本来であれば3月19日に開幕のはずの、第92回選抜高等学校野球大会。
今年はどうなってしまうのでしょう?
しかし、ここのところの自粛ドミノとも言うべきイベント中止・延期の連鎖、凄いですね。
まずコンサート系はほとんどが中止。Jリーグ、トップリーグは公式戦延期。大相撲春場所とプロ野球オープン戦は無観客試合・・・
相手は眼に見えないウィルスですから、一歩外に出れば感染の確率をゼロにすることはできないと思うのですが、多くの人が集まることでどの程度危険性が増すのでしょう?
私は素人なのでよくわかりませんが、少し過剰反応では?と思う気持ちもあります。
ただまぁ、それぞれの主催者も今の世論や何かあった時の責任問題を考えれば、安易に強行するわけにもいかないでしょうね。それはよくわかります。
そしてセンバツですが、どうでしょう?
安部首相は先週時点で「この1,2週間が感染拡大を抑える勝負所」と力説していましたから、センバツ期間はその勝負所は外れることになります。
ただ、普段の年と同じような通常開催というわけにもいかないでしょうね?
出場予定の32校のナイン達は、この一冬、不断の努力を重ねてきていると思います。
彼らに何とか甲子園の土を踏ませてあげるには、無観客での開催あたりがギリギリの妥協点でしょうか?
高野連は3月4日に結論を出すようですが、「春はセンバツから」という言葉があるように、センバツの開催とともに春の訪れを感じる方は、私を含め多数いらっしゃると思います。
センバツは単なる野球大会というだけでなく、日本人の季節感に組み込まれてしまっているイベントですからねぇ。
仕方のないことではありますが、今年は寂しい春になってしまいそうですね。