何だか勝てたゲームを落とした感もありますねぇ。
大きく分けて敗因は2つかな?
前半フラフラだった相手先発の辛島投手を捉えきれず、決定的な差を付けられなかったこと。
そして7回、不調だった石川投手を引っ張りすぎて傷口を広げたことでしょうか?
4回は柿沼選手がセーフティスクイズを上手く転がして、三走加藤選手も好走塁でホームイン。
２点リードして、なおも満塁のチャンスだっただけに、もう一押しあれば・・・という展開でした。
フルカウントから真ん中の変化球をあっさりと見逃してしまった中村選手。読み違いだったかもしれませんが、せめてカットしようとはしてほしかったなぁ。
酷なようですが、チームの勢いを削いでしまう打席だったように思います。
そして1点差に詰め寄った後の問題の7回、石川投手が一死満塁のピンチを作り、代わった東條投手は浅村選手にタイムリーを浴び降板。さらに代わった東妻投手が島内選手にタイムリーで決定的な3点を奪われ8-4、実質ゲームはここで決まりました。
今日の石川、ストレートの球速は上がらず、変化球の制球にも苦労していて、ごまかしながらの投球でしたから、本当であれば7回頭から交代が妥当だったように思います。
ただ、鈴木大地・茂木・島内らしぶとい左打者が名を連ねるイーグルス打線。
信頼に足る左腕の救援投手がいないので、続投させざるを得なかった?ということですかね?
浅村に3アーチ浴びたのも、もちろん大きな敗因ですが、接戦で1イニングを任せられる左腕がいないということが、今後の優勝争いでアキレス腱になってこないか?不安ですね。
松永投手はまだ昇格できる状態ではないのかな?
今日はチェン投手もベンチ入りしていましたが、今季防御率は4.76ですから、やはり(一応)エースの石川に代えるには心許ないということなのでしょうか?
昨日は、もう一人のチェン投手(元ドラゴンズのチェン・ウェイン)をメジャーから獲得とのニュースがありました。
今年の優勝を目指す球団の本気度が見えると、ネット上でも概ね好評なようです。
井口監督は、とりあえず先発で使う構想のようですが、それなら中村投手を救援に戻すのもありかもしれませんね。
イーグルスに負けるときはいつも左打者にやられている印象があります。
左腕投手であれば、絶対に押さえられるというわけでもありませんが、救援陣の中に一人は頼りになる左腕は必要だと思います。
あと、最後になりますが、イーグルス球団。通算1000勝達成おめでとうございます。
そして福山投手、育成契約になっていたとは知りませんでした。支配下を勝ち取っての復活登板で自責0、良かったですね。