6回終了時で0-5のビハインド。
相手の石川投手は好調そうだし、モイネロ・森が不在とはいえ、ホークスにはストレートの球速が150Kを楽に超えてくる剛腕救援陣が控えています。
さすがに今日は無理かと思いましたが、わからないものですねぇ。
７回に一挙5点で同点。さらに9回にはレアードのタイムリー内野安打と代打佐藤の決定的なツーランで3点を追加。
その裏は国吉投手が打たれながらも何とか1点で凌いで、昨日に続く逆転勝利。
マリーンズ、4位ホークスに1.5ゲーム差をつけ3位キープです。
それにしてもホークスらしからぬ試合でしたね。
我々マリーンズファンは、ホークスの抜け目なさ、嵩にかかったときの迫力をよく知っています。今日のような展開のゲームを落とすようなチームではなかったはずですが、どうしたのでしょう?
同点に追いついた7回のマリーンズ、見事な連続攻撃でしたが、最初の山口選手の出塁時はセカンドの悪送球がありましたし、その後の満塁からの反撃の1点は石川投手に代わった嘉弥真投手の押し出し
代打の角中選手もさすがのしぶとさでしたが、左キラーで制球力には定評のある嘉弥真投手としては珍しいですね。
さらに代わった甲斐野投手でしたが、藤原選手を1-２と追い込みながら甘いストレートを高目に投げてライトオーバーの2点タイムリーで3-5。さらに中村選手も左前タイムリーで同点。という流れでした。
諦めなかったマリーンズ打線はもちろん立派だったのですが、1点返されたぐらいで、あのホークスがあれだけバタつくとは・・・
甲斐野投手、最速157Kでボールは走っていましたから、普通に低めに投げていれば、そうそう連打を食うことはなかったと思いますが・・・
そして、今日のゲームを象徴していたのは8回のホークスの攻撃。
柳田選手の左前打から、代走の周東選手が楽々二盗。続く栗原選手はバントの構えからバットを引きますが、周東選手が飛び出して田村捕手の送球に刺されます。
栗原選手は、めげずに二塁打を放ちますが、今度は三盗を仕掛け失敗。
田村捕手の二度の好送球がマリーンズを救った形になりましたが、ホークスの焦りまくった攻撃に救われたことも確かですね。
佐々木千隼投手、今日はボールが真ん中付近に集まって、アップアップだっただけに、普通にじっくり攻められていたら、とても無失点ではすまなかったと思います。
ホークス、昨日今日と有利にゲームを進めながら、パリーグ最強(というより日本最強)をほしいままにした王者らしからぬ、バタつき感満載のゲームを続けて連敗です。
逆にマリーンズ、相手の自滅にも助けられましたが、らしい粘りを存分に見せて後半戦初のカード勝ち越しを決めました。
私自身、ホークスどうした?という気持ちも持ちますが、マリーンズにしてみればまだ首位とは4ゲーム差。相手チームの状態如何にかかわらず、目の前のゲームを一つずつ拾っていくしかありません。
明日の先発は今月新加入のロメロ投手ですが、連勝の勢いそのままに、打線が早めに援護してあげてほしいですね。
相手に元気があろうがなかろうが、3タテ決めて上位にプレッシャーをかけていきたいところです。
ここ2戦、同点の9回に決定的な点を取って逃げ切る展開が続きましたが、明日は早めに先制して早めにホークスに諦めさせる流れを期待したですね。
まぁ、そうそううまくいかないかな?
勝てば何でもいいです(笑)、頑張れマリーンズ!!
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