ひたひたと去年の足音が近づいてきました。
先発が好投していても、味方の絶望的貧打に徐々に緊張の糸が切れ始め、しまいには守備ミスもからんで終わってみれば大敗。
去年から何度も見せられたパターンですが、今日はまさしくそんなゲームでした。
今日の石川の前半は、ストレート、変化球とも低めにビシビシ決まって、素晴らしい内容でした。
もちろん、相手の岸投手も、そうやすやすと点をくれるピッチャーではありませんが、それにしても打線は打てる雰囲気がまるでありませんでしたね。
開幕直後はあれほど好調だった荻野選手もみるみるうちに打率が落ちて、顔つきからも焦りが窺えます。
たまに出たランナーを積極走塁で生かそうとしても、今ではすっかり読まれてしまって、待ってましたの三振ゲッツ-。
そして、もっとも痛かったのが、7回の大地選手の守備ミスでした。
記録こそヒットでしたが、ボールはグラブの下を通過しており、充分捕れた打球だったと思います。
取っていればゲッツ-でチェンジも可能だったのに・・・
とにかく、今はあらゆる歯車が噛み合ってない感じです。
明日はエース涌井の先発とはいっても、かなり厳しい試合となりそうです。
流れを変えてくれる選手の出現を期待したいところですが、ドミンゲスも覇気が感じられないし、半ばヤケクソですが、どうせ負けるなら香月、肘井あたりの若い力を上げてみても面白いかもしれませんね・・・