疲労があったとのことで中10日のマウンドとなった佐々木投手。
やっぱり凄いですねぇ。
7回96球被安打3の無失点。6勝目を手にしました。
彼の場合は、この内容が好投ということではなく、まったく普通のことになってますからねぇ・・・いやはや、大したものです。
ただ、ゲーム自体は投高打低の今季を象徴するように相手の相手のエンス投手も好投。
苦しい展開にはなりました。
4回に四球からチャンスをつかみ、安田のタイムリーで先制。8回には高部の二塁打から中村が送ってレアードが犠牲フライ。
2点差で9回を迎えますが、やはりというべきか?益田投手、今日も劇場型のヒヤヒヤセーブでした。
二死から森選手に二塁打、代打の栗山選手にタイムリーを浴びますが、何とか西川選手を投ゴロに打ち取りゲームセット。
8回に追加点を取っておいて良かった・・・(笑)
その投高打低、解説者各氏がその原因について色々語っていますが、私は今日のヤフーニュースに出ていた上原浩治氏の見解が最も的を得ているように思います。
簡単に言うとここ数年のコロナ禍のせいで、打者は生きたボールを打つ練習がままならず、極端に言えばネットさえあれば一人でも投球練習が出来る投手との差が開いた、というものです。
確かに、練習不足の影響は投手より打者に、より顕著に出やすいとは私も思います。
投手は一人でもボールを投げることができますが、打者は投手が投げるボールを打つわけですから、実地練習の必要度はより高いとは言えるでしょうね。
まぁ、それだけが今年ノーヒットノーランが続出している理由というわけでもないかもしれませんが、原因の一端はコロナ禍にあるというのは、説得力はあると思います。
この投高打低現象は特定のチームやリーグに限ったことではありませんからね。
まぁ、それはともかく、投高打低が今季の流れであるなら、その流れをつかまえたチームがペナントレースを有利に運べるということでもあるのでしょう。
その意味では、特に不調でもない救援陣の層をさらに厚くするオスナ投手の加入はマリーンズが流れをつかむキッカケになるかもしれません。
とにかく相手に点をやらずに、ロースコアの接戦を拾っていこうという方針だとすれば、間違ってはいないと思います。
今日の勝利で再び借金は1つ。まだまだシーズンは半分以上残っているわけですから、しぶとく食らいついていけば光明は見えてきます。
とにかく今日のような接戦を拾いまくることですね。
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