朗希投手、相手は同じイーグルスでしたが、先週の仙台でのゲームとは見違えるほどに素晴らしい内容でしたね。
ストレートの最速は161K、彼にしてはそれほどでもなかったのかもしれませんが、しっかり指にかかっていたのは素人目にもわかりました。
フォークボールも低めに落ちて7回91球無失点、後半戦随一のナイスピッチでした。
そして、今日の相棒はいつもの松川捕手ではなく佐藤捕手。
松川君、なんでも肩に痛みがあるとかで、それはそれで心配ですが、朗希投手は捕手が代わって投げづらそうとか、そんな感じは微塵もありませんでした。
彼の今日のような投球を見せられると、バッテリーの相性なんていい加減なものだなぁ?と思ってしまいますね。
実際、今年の佐藤捕手はキャッチングが柔らかくなっているし、盗塁阻止率も4割を超えて、捕手としては長足の進歩を遂げていますからね。
ただ、「打てる捕手」が看板のはずの彼、打率0.215はいかにも物足りませんが・・・(笑)
でもどうでしょう?
それでも松川選手の打率0.176よりは高いですし、長打力ではかなりの差があります。
佐藤選手、昨日のホームランみたいに、ツボで捉えたときの打球は凄まじいですからね。
昨日までは佐々木朗希、石川、美馬といった右投手の先発時は松川捕手。ロメロ、小島といった左投手の時は佐藤捕手と分けているようですが、何か根拠はあるのですかね?
あまり紋切型の起用に拘るより、少しでも打てる可能性が高い方を優先起用で良いと思うのですが?
もう残り試合も少ないですしね。
松川君、確かに頑張っていると思います。でもそれは「10代の新人にしては」という前提条件がついてしまう話。
私は、少なくとも来季の前半まではエースキャッチャーを佐藤捕手として、松川捕手には二軍で打席数を与えて「打てる捕手」になってもらってから佐藤と勝負、の方が良いのではないかと思っています。
まぁ、二人に高いレベルのレギュラー争いをしてもらいたい、というのが一番ですが。
話をゲームに戻します。
相手先発の岸投手もさすがの老獪ぶり、緩急を駆使してなかなかスキを見せてくれません。
3回の荻野の一発、やや泳がされ気味でしたが腰を落としながら、左腕を壁にして体が突っ込むのを我慢するような、こちらもベテランらしいさすがのスイングでした。
そして8回、二死から井上四球、続く安田は今日4本目のヒットとなるツーベース。センターに取られそうな当たりでしたが、西川選手が弾いてくれて、喉から手が出るほど欲しかった2点目が入ります。
8回唐川、9回オスナの継投も決まって完封リレーで3連勝。
朗希投手、安田選手、若い二人の活躍を中心に、僅少差を勝ち切ったナイスゲームでした。
CSでも吉田アナが言っていましたが、一昨日の福田選手のガッツあふれるスーパープレーから確かに流れが変わった感じはあります。
いつまで勢いが続くのかはわかりませんが、攻める気持ちが前面に出る選手を積極的に使ってほしいですね。
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