【M5-3H】最終戦2022

「終わり良ければ全て良し」なんてわけにはいきませんが・・・
今日の最終戦、優勝がかかったホークス相手に久々にスカッとするゲームを見せてくれました。
特に来季の4番を争うであろう二人、山口選手と安田選手がともに活躍して、いい形でシーズンを終えることが出来ましたね。
なんてことを井口監督の挨拶を聴きながら書いていたのですが、何と何と、井口監督、突然の退任表明、ビックリです。

選手達は今日の試合前には聞いていたのかな?
皆普通の笑顔でグラウンドを一周していますね。
いやぁ、留任報道が出ていただけに、まさかまさかです。

ただ、一旦監督の話題は置いて、今日のゲームのことからいきますね。
先発はこちらが小島、相手は板東。
マリーンズ打線、板東投手には前回完封を食らっているだけに、やり返したいところでしたが、チャンスは作るもあと一本が出ず、今季のマリーンズらしい?前半でした。
一方のホークス、三森選手の先頭打者アーチで先制、4回には柳田選手も一発、ここまでは優勝に向けまっしぐらって感じだったんですよね。

でも、こういう大事なゲームでの投手交代機はホント難しい。
藤本監督、6回から泉投手をマウンドに送ります。
今季頭角をあらわした速球投手ですが、これだけプレッシャーのかかる場面はまだ荷が重かったんですかね?
マリーンズは安田のツーベース、井上の四球から、山口選手、見逃せばボールっぽい高めのストレートをひっぱたいてライトへ放り込みました。
この一発が一気にゲームの流れを変えましたね。

続く7回にも中村、安田の連続ツーベースなどで2点を追加。
6回から岩下ー東條-小野-オスナと繋いだリレーも決まって、マリーンズ、ゲームとしては快勝でした。
仙台ではバファローズが勝ったため、ホークス、ほぼ手中にしていた優勝が土壇場ですり抜けていく気の毒な結果になってしまいましたね。
私自身は、バファローズとホークス、どちらに優勝してほしいという気持ちは特にありませんが、ゲーム終了後のスタンドへの挨拶で、泉投手が泣き崩れていたのを見た時には、さすがに胸が衝かれる思いがしました。
CS解説の立川さん「この悔しい負けはまたホークスを強くする」と言っていましたが、そうなのかもしれません。

ただ、来季はマリーンズも成長著しい若手選手を押し立てて、力でホークスやバファローズに対抗できるようになってほしい。
特に安田選手と山口選手には、開幕から主軸としての働きが求められます。
これに今年ブレークの高部選手、終盤ようやく状態が良くなってきた藤原選手あたりが加わり、佐々木朗希投手が一年間きっちりローテを守れれば、充分優勝争いに入ってこれると思ってます。

そして新監督、誰になるのかわかりませんが、できたら2005年の優勝・日本一メンバーの中の誰か、それもチーム生え抜きの人にやってほしいなぁ。
候補としては、里崎氏、初芝氏、ジョニー氏、福浦コーチあたりになるのかなぁ?
あと今はイーグルスに行っているサブロー氏もいたか。
やっぱりチーム愛は、生え抜きの人の方が強いだろうし、少なくともファンとしては「多少のことは我慢して応援しよう」と思いやすいですよね。

井口監督に関しては、このサイトでも結構采配批判とかはしちゃったんで?心苦しい気持ちもないではないですが、やっぱり選手引退、即監督というのは無理があったかもしれませんね。
5年目の今年、ようやく井口体制後の入団選手が何人かレギュラー定着を果たしましたが、去年までは外国人に頼り切りの打線でしたから、ドラフトのクジ運は良かったけれども、育成力には疑問符がついていたというところでしょうか?

やっぱりコーチとしての経験を積んだうえで監督になっている中嶋監督や藤本監督、辻監督といった方々とは差があったように思います。
辞める人に酷なことを書くのも気が引けますが・・・
ただ、井口さんも野球人生まだ半ば、まだお若い方ですし、指導者としての機会はこれからもあるでしょうから、思うに任せなかったこの5年間の経験を糧としていただきたいものです。
(偉そうに上から目線で書いちゃいました・・・)

最後になりますが、見事な逆転優勝を飾ったオリックス・バファローズのナイン、関係者、ファンの方々、おめでとうございます。
投の山本投手、打の吉田選手、やっぱり中心軸がしっかりしているチームは強いですね。
とても高いレベルのバランスを保っているチームだと思います。
羨ましい・・・(笑)

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