いやぁ、最後はもう、ヒヤヒヤというかほとんどあきらめてました(笑)
カープの左打者たちのねちっこさときたら、侮れないどころか、見ていて「もう勘弁してくれ」とお願いしたくなります。
2点リードの9回、一死から益田投手、打ち取った当たりがヒットとなる不運があり一二塁のピンチ、秋山選手が一二塁間を破るタイムリーで1点差、なお一三塁。
代打の菊地選手が四球で満塁、もうダメだと思いたくもなりますよね(笑)
ただ、ここからは益田投手、よく踏ん張りました。
目つきに闘志が漲っていたので、あきらめかけながらも「何とかなるのでは?」と一縷の望みも抱いてました・・・
続く坂倉選手はボール先行になりますが、最後はシンカーを振らせて三振、さらに田中選手をレフトフライに打ち取って(前進守備だった山口選手の追い方がいかにも危なっかしく、目をそむけたくなりましたが・・・)何とか逃げ切り、カード勝ち越しになりました。
しかし、ゲームをトータルで見れば、先発の朗希投手は安定の通常運転。
7回109球2失点、6回で交代かと思いましたが、自ら続投を志願したようですね。
デビュー以来、最多の球数となりました。
本人は「調子は良くなかった」と言っていましたが、きっちりゲームを作り、5回以降は走者を出しながらも粘り強い投球ぶりが光りました。
いよいよエースらしくなってきましたね。
そして打線、ポランコ選手の抹消を受け、4番に座った山口選手、3回に満塁ホームラン。
ややボール気味の高めの球でしたが、まさしくバット一閃、彼らしい速いスイングからレフトスタンドに叩き込むナイスアーチでした。
若きエースと4番が活躍し、ケガから戻ってきた藤原選手にもヒットが出ました。
最後は苦しみながらもいい勝ち方をしたと言えるでしょうね。
あとは、ここのところいいところがなく、今日はスタメンを外された安田選手の奮起に期待です。
いよいよ交流戦も終盤。
来週は名古屋から横浜とビジターゲームが続きますが、ここ数試合、わりと投打が噛み合ったゲームを続けているマリーンズ、交流戦の借金が1ですから、まず5割、あわよくば可能性が残されている優勝にチャレンジする1週間になります。
まぁ、交流戦優勝はそれほど強く望みはしませんが、最後の6連戦、丁寧に戦って接戦を拾っていってほしいですね。
にほんブログ村