投手戦だった前半が嘘のようなバファローズのつるべ打ちでした。
ただ、7回に捕まった小島投手は責められませんね。
彼、今日も序盤からボールが低めに集まって緩急も上手く使えてました。
打線は初回の一死満塁での無得点に始まり、走者を出せども拙攻の繰り返し。
あれじゃあ投手も緊張感が切れようというものです。
ゲームを決められたのは2点ビハインドの7回裏、無死一二塁から杉本選手のフェンス直撃弾は何とランニングホームラン、むしろ鈍足の部類の打者ですから、マリーンズ守備陣の緩慢さを指摘されても仕方ないかもしれません。
跳ね返りの打球を捌いた藤原選手、俊足ですが肩は弱く見えますね。
杉本選手も打点2の二塁打で満足してもおかしくないところ、スラッガータイプの彼までが貪欲に先の塁を狙ってるあたりが、今のバファローズの強さを象徴しているようです。
それと驚いたのが中島監督、7点差をつけてからの紅林選手の犠飛の判定を巡って何とリクエスト。
確かにホームはセーフに見えるタイミングでしたが、もうゲームは決まっています。
あとは流してゲームセットを待つばかり、となるのが普通のように思いますが、ホントに容赦ないですね。
この一戦で、マリーンズの一年分の戦意を削いでやろうとでも思っているかのような執念深い?戦いぶりでしたね。
さらにつるべ打ちされて、マウンドに立ち尽くすしかなくなった二番手の小沼投手、ただただ気の毒でした。
そして10点差となった最終回は宇田川投手の登板。
ここで侍ジャパンのメンバーが出てきちゃうんですから呆れるばかりです・・・
相手先発の山下舜平大投手、私は初見でしたが、確かに良い投手です。
ボールは速いし、制球力もありますね。
ただ、佐々木朗希のように160K超えのストレートをバンバン投げて相手を圧倒するようなタイプにも見えませんでした。
打線の工夫次第では、小島に勝ちをつけてあげられる可能性は充分にあったのではないかと・・・
まぁ、マリーンズ打線の情けなさと、勢いに乗り勝利への渇望力満点のバファローズの差がそのまま点差に表われたって感じですかね・・・
ただ、シーズンはまだ半分以上残っています。
首位バファローズとは2.5ゲーム差、まだまだ食らいついていける差でもあります。
苦しい時期に接戦を拾っていけるかがシーズン終盤に効いてくるポイントです。
あまり良い材料はありませんが、気を取り直して心機一転、頑張ってくれとしか言えません(笑)
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