【L3-2M】朗希投手の試練

前回から中6日で登板した佐々木朗希投手、初回から不安定な投球。
球審の山口さんが際どいコースに辛目だったのも気の毒でしたが、3四死球が絡んで二死から満塁を作られ3点を失います。
素人目に見てもフォームのバランスが悪かったですね。
特に変化球のときに腕が横振りというか、押し出すような感じで投げていたのが気になりました。
今日は70球の投球制限があったようですが、どちらにしてもKO降板だろう、と言いたくなる出来でした。

今日の彼のコメント「実力不足です」ということだったそうですが、試練の時かもしれません。
今まで、周りから大事にされ続けてきた彼。
多少の先輩イジリは許されてきたし、去年の白井審判とのトラブル?のときも、世論はどちらかというと彼の味方でした。
ただ、それは類まれな素質の埋蔵量を持ち、バッタバッタ三振を取ってワクワクさせてくれるからなんですよね。
登板回避、戦線離脱の末に、復帰しても冴えない投球が続いている今、ファンや周囲の眼も厳しくなってくるかもしれません。
ただ、率直な「実力不足」というコメントには好感が持てます。
初めて上ったペルーナドームのマウンドのせいでも、辛目の判定の球審のせいでもなく、自身の実力の問題と把握しているのであれば、今後期待できると思います。

ローテーション投手が初回に3点取られるなど、よくあることです。
これからは、そういう時でもゲームを作って6、7回まで粘って投げられる一流の先発投手になるべく、試練を乗り越えていただくことを期待したいと思います。

話をゲームの内容のことにします。
相手先発の隅田投手、左腕から鋭いストレートが低めに集まってくる好投手ですが、手も足も出ない、という感じでもなかったんですよね。
痛すぎたのは5回一死満塁での逸機、チームリーダーの荻野選手と中村選手に回ってきましたから、どちらかで何とかしてほしかった・・・
追いつかないまでも、1、2点取っていれば全く違っていたはずなんですよね。
左投手対策で、上位に右打者を並べましたが、あれってほとんど効果ないですね。

9回二死から岡選手の2ランで反撃しましたが、遅すぎました。

朗希投手の後を引き継いだ中村投手-坂本投手-鈴木投手が踏ん張って相手の追加点を許さなかっただけに、打線がもう少し早く奮起してほしかった・・・
ただ、ここ数年、左腕の救援投手不足が課題だったマリーンズですから、左腕3人の好投は明るい材料ですね。

まぁ、土壇場で1点差まで相手を追い詰めたことで今日は良しとしますか?・・・(笑)
ただこの3連戦、勝ち越しは必須、明日先発の西野投手、とにかく味方が先制するまで、粘って彼独特の角度のあるボールを低めに投じて粘ってほしいですね。

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