いやはや、またしても情けないゲームでしたね。
若い中森君の渾身の力投を、見事に無駄にしちゃった感じです。
ストレートで押し込みながら、タイミングを外すチェンジアップが絶妙。
好調ベイスターズ打線にマトモなスイングをさせずに6回途中まで1失点、ナイスピッチだったんですけどね・・・
ゲームを決められたのは7回、1点リードで登板の3番手東妻投手が打者一巡の炎上劇で一挙6点を奪われた局面ですが、私はその前の6回がポイントだったと思います。
今のマリーンズの救援陣。
澤村投手、澤田投手、岩下投手、中村投手がファームにいますから、勝ちパターンのリレーは坂本－鈴木－益田の繋ぎしかないのではないでしょうか。
なので、首脳陣としては何とか中森投手に6回まで踏ん張ってもらって、7回以降を3人で1回ずつというプランだったのだと思います。
そして相手のミスにも助けられ、首尾よく2点リードで迎えた6回。
中森投手の球数はまだ80球台でしたし、続投でもOKの場面です。
ただ、ここで二死一二塁のピンチ。
しかも走者二人はともに四球で、球数も102球。確かに普通なら交代機とも思います。
でも、今は後ろの投手がかなり手薄な状況、あと一人打ち取ればチェンジ・・・
吉井監督、堪え切れずに早めに坂本投手にスイッチしてしまいました。
彼は渡会選手にタイムリーを浴びますが、何とか1点リードを保ってマウンドを降りました。
ただ、結果これが炎上劇につながりましたね。
ファームから上がったばかりの東妻投手に7回を託さざるを得なくなりましたが、今の彼には1点リードの終盤は荷が重かったかもしれません。
実際、今のマリーンズ打線では追加点はほとんど期待できませんから、何とか6回時点の2点リードを守り切るしか勝ち手はなかったと思いますが、いかにも中途半端な交代で終盤の展開を苦しくしてしまったように思います。
6回のマウンドに中森君を送ったなら、腹をくくって任せきればよいし、危ない予感があったなら回の頭から国吉投手か横山投手でも良かったのではないでしょうか?
結局、目先の1点を恐れて、想定していた勝ちパターン継投を自ら崩してしまった自滅負けかな?
まぁ、もちろん制球が思うにまかせない東妻投手に襲い掛かって炎上させたベイスターズ打線もアッパレなんですけどね・・・
CS解説の有藤さんは、今日の負けは「ベンチの責任」と喝破されていましたが、一二軍の入れ替えから何から、全てが裏目に出ていますね。
安田選手に代えて昇格の石川選手をスタメンに使うも、レフトの守備では球際の弱さを露呈してかなり投手の足を引っ張ってしまっています。
あと、本来なら今日の先発だったはずの種市投手、1日スライドかと思いきや、明日の予告先発はローテ通り西野投手ですから、1回ローテを飛ばしたということのようですね。
何かあったのかな?心配ですね・・・
明日はもう、どういうオーダーを組もうとそんなに点が入るはずもありませんから(笑)
何とか西野投手に踏ん張ってもらって、ロースコアの競り合いに持ち込んでもらうしかないのですが、極貧打線と内外野のザル守備ですから、それも望み薄ですね(笑)
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