試合開始早々、いきなりトップの長谷川選手がヒット、源田選手の二塁打で先制され、西川選手には高めのストレートをライトスタンドに運ばれました。
唐川投手、打者3人で3点を失うスタート。
「どうしたんだ?」と思わせましたが、さすがベテラン、その後の立ち直りは立派でした。
特に味方が1点返した2回表、一死一三塁を無失点に凌いだのが大きかった。
序盤はボールが上ずっていましたが、徐々に制球が落ち着いて唐川投手らしい緩急を生かしていく投球が見られました。
何だかんだで6回3失点のクォリティスタート。
相手打線は相変わらず元気がなく、多分に助けられた面がありましたが、7回から唐川を引き継いだ坂本-菊地-益田-鈴木-横山-国吉の各投手が延長12回まで無失点。
最後は救援投手の力量差を見せつけるように、対ライオンズ戦16連勝を決めました!!
マリーンズ打線も相変わらずの貧打ぶり。
1回、6回、8回に1点づつを取って追いつきますが、綺麗にタイムリーが出たのは6回のみ。
隅田投手を攻略したわけではまったくありませんが、しぶとく三塁に走者を進めて内野ゴロやら相手のワイルドピッチやらでしぶとく点を取りました。
まぁ、いいです勝てば(笑)
この時期、内容よりもとにかく結果。
最後の12回裏は、一死から藤原選手がレフト前に落として、藤岡選手が一二塁間を破って一三塁。
二死になっていましたが、ライオンズのボー投手、ポランコ選手の打席で外角高めに大きく外れる一球はワイルドピッチ、三走の小川選手がサヨナラのホームを駆け抜けました。
4点中、2点がワイルドピッチとは、なかなか見られません。
ただ、それまでに三塁に走者を進めてプレッシャーをかけていたことが効いたわけですから、1点は1点、何ら恥じることはありませんね。
執念の攻撃というより、「ライオンズに負けるはずがない」という相手を見下ろした気持ちが多少のリードを許しても、諦めずに、そして慌てずにコツコツ1点ずつ返す展開に繋がりました。
まったく、ホークスやファイターズにも同じ気持ちで戦ってほしいですね(笑)
まぁ、内容はともあれ大きな1勝です。
今日はファイターズが敗れ、イーグルスが勝ったので2位と4位にともに2.5ゲーム差になりました。
残り26試合、微妙な数が残っていますね。
2位に上がっても、4位に落ちてもおかしくありません。
なかなか得点力が上がってこないのが辛いところですが、今は投手陣、とくに先発投手に踏ん張ってもらって接戦を拾っていくことしかできなさそうです。
明日先発のカイケル投手も、味方の大量援護などアテにせずに?
これまでの2試合と同じように、丹念に低めを突く投球を期待ですね。
それが出来れば、相手打線はマリーンズ以上の極不振ですから?三度目の正直となる来日初勝利が転がりこんでくるはずです。
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