4位イーグルスと2ゲーム差で迎えたライオンズとの今季最終戦。
苦しいゲームになりましたが、マリーンズ、勝ち切りました!!
小島投手は7回101球無失点、彼らしく走者を出しても落ち着いていました。
特に胸突き八丁の6回と7回、ともに二人の走者を出しながら、自身の好守もあってゼロに切り抜けたのが大きかったですね。
キャリアハイを更新する今季12勝目、ナイスピッチでした。
ただ、相手先発の與座投手も負けない、というか内容的には小島を上回る好投ぶりでした。
地を這うような位置から一直線に高めに伸びるストレートが冴えわたり、タイミングを狂わす変化球もコーナーの際々に決まりまくってましたからね。
何でこの投手がまだ1勝なの?と問いたくなるような圧巻の内容でした。
まったく攻略の糸口を見いだせないマリーンズでしたが、試合は6回に動きます。
藤原選手凡退の後、久々のスタメン起用となった安田選手、ややスピードを殺した内角のストレートを仕留めて右中間に運んで一死二塁。
次打者の友杉選手のファーストゴロで二死ながら三塁に進みます。
ここでお見事だったのが岡選手。
誰もが予期しなかった二死からのセーフティスクイズ。
当たり前ですが、ライオンズ内野陣はまったく警戒していませんでしたね。
三塁前に決まって、貴重すぎる先制点をゲット!!
たった1点ですが、相手にとってはダメージの残る取られ方だったと思います。
岡選手のナイスアイデアはもちろんアッパレですが、安田選手が結果を出し、友杉選手からも「たとえヒットにならなくても何が何でも右へ打って、最悪でも走者を三塁へ進める」というしっかりした意識が伝わってきました。
内容のあるいい攻撃でしたね。
ゲームを決めた回になったといっても過言ではないと思います。
8回にも疲れの見える與座投手から追加点をあげたマリーンズ。
その裏を鈴木投手、9回を益田投手が無失点で抑え切り、対ライオンズ最終戦を勝利で飾ったうえで所沢のファンに挨拶が出来ました。
ナイスゲームだったと思います。
ただ與座投手は来季、かなりの難敵になりそうな予感です・・・
そして気になるイーグルス。
今日はホームでバファローズに1-8の大敗、差は3ゲームに広がりました。
明日、明後日の直接対決、状況としてはかなり有利になりました。
明日は朗希投手かと思っていましたが、予告先発は病み上がりの種市投手です。
相手もエース早川投手ですから、簡単なゲームにはならないと思いますが、今度こそイーグルスに引導を渡す一戦にしたいですね。
種市投手のハートの強さに期待しましょう!!
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